1085307 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

伊奈利短歌 ツイ短歌 小説…伏見稲荷大社の物語 小説西寺物語 小説盆栽物語 小説鯖街道 小説老人と性 音川伊奈利

伊奈利短歌 ツイ短歌 小説…伏見稲荷大社の物語 小説西寺物語 小説盆栽物語 小説鯖街道 小説老人と性 音川伊奈利

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

音川伊奈利

音川伊奈利

カレンダー

お気に入りブログ

ハニーブログ ・・☆まりあ☆・・さん

コメント新着

フリーページ

ニューストピックス

2018年10月29日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​金運アップのパワースポット 金札宮・日本初の女性の宮司と巫男の梅宮大社…女が男への戦いを宣言した神社・伏見稲荷大社の物語…71話

 1200年前ごろ、この伏見の地に天から金文字で書かれた「金札」が舞い降りてきた。そこには「天太玉命」をお祀りせよと書いてあった。今でいう金札とはやはり1万円札などの高額紙幣や8億円が当たる宝くじになるだろう。その縁起からこの神社にお参りすれば金運アップが授かる「金運アップのパワースポット」となった。


 さらにこの神社の境内には金運と商売繁盛の代表格である「恵比須社」「金比羅社」「稲荷社」の3社が祀られている。とくに稲荷社はメインの社殿に「公岡稲荷大明神」、祠には「常磐稲荷神社」「橋吉稲荷神社」の3社が当てられているほど濃厚な布陣になっている。

 神社の中庭の中央には樹齢1200年という「クロガネモチ」の御神木がある。この御神木は春に花を咲かせ、秋には真っ赤な実をタワワに実らせる。金札が高額紙幣ならこの赤い実は「小銭の一文銭」とすれば薄利多売の商売人にとっても商売繁盛の御神木にもなります。

 さらに金運と商売繁盛の「恵比須さん」との縁起コンビになる「大黒さん」をご本尊にする「大黒寺」が、なんと金札宮の真向かいにあるのです。一石二詣りとはこのことになります。両寺院とも拝観料は無料ですから一石三詣りになります。

 これでもかという金運アップのご利益は「パワースポット」のデパートになっています。私もお参りしました、願うことは私の小説がバンバン売れて金札がガッポリ、こんな貧乏生活からはバイバイ…夜はバニーガールちゃんがいるナイトグラブへと夢は大きく広がります。

★…画像は上から順に金札宮の正門、きんさつぐうの提灯、恵比寿社と金毘羅社、えびすさん石像と音川伊奈利、クロガネモチの樹と本殿、クロガネモチの赤い実、大国寺の大黒天石像…足 京阪、近鉄「丹波橋駅」から西へ約徒歩7分。京都駅から市バス81番「中書島・横大路車庫」行「肥後町」で下車 東に約徒歩5分、伏見区総合庁舎の北側















日本初の女性の宮司と巫男の梅宮大社…女が男への戦いを宣言した神社・伏見稲荷大社の物語…71話

 嵯峨天皇の皇后の橘嘉智子は天皇との親王は5名もいるが、一方の天皇はこの5名の他にも離宮を含む宮中に8名、さらに外に10名ほど子供がいた。皇后にとってはこれが嬉しいはずがなく悩みの種になっていた。それに宮中ならまだしも外での愛妾との出会いを手引きしているのは稲荷神社三代目の宮司の伊蔵、松尾神社の稲公に違いないと結論をしていた。

 この神社の他の有力神社というのは上賀茂神社、下鴨神社、それに向日神社があったが、これらの宮司らは嵯峨天皇と仲が良くて皇后にすればこれらの神社に参拝するのも腹が立つ心境になるのは当然になる。しかし、なにかと皇后だって占ってほしい事柄があるので官女の藤原麗美(ますみ)に相談していた。皇后は麗美に、
「男どもは天皇に女を近づけては喜んでいる。天皇は天皇でアチコチにポコポコ子供を種付けしている、少し男どもを懲らしめなければなりません」
「皇后さまその通りです。官女も従女も悩みがあって男本位の神社の宮司に相談しても男に有利な占いの結果しかでません」
「そこで麗美よ、どこか女の味方をしてくれる神社を探してほしい」
「はい、お言葉ではございますが、京の都の神社はすべて京都神社協会の会員ですから…」
「それなら奈良の神社は?」
「いえそれが…奈良の神社のすべては奈良仏教会の配下ですから、またややこしい権力闘争にも発展しかねません」
「そか、それなら奈良に近いが綴喜郡井手町にある橘家ゆかりの梅宮神社というのがあるがこの神社は奈良にも京都にも一線を角していると聞いている」
「はい、一度調べてまいります」

 こうして官女の調べてこの梅宮神社は奈良にも京にも属していないことがわかった。この梅宮神社というのは橘家の祖神になり神紋も「橘」だった。その15年ほど前には天皇との間には長い間子供ができなかったので皇后は梅宮神社にお参りしたところ皇子が誕生したという逸話があった。そこでこの梅宮神社を安産の神として井手町から都に引っ越しをさせるという大作戦を皇后は考えていた。

 この責任者となった麗美は官女10名、侍女10名とで女神社建立プロジェクトチームを立ち上げていた。まず神社の引っ越し先は稲荷神社が松尾神社の近くでこの二つの神社の女の信者を取り込む作戦であった。ところが稲荷神社の近くにはいい物件はなく松尾神社のほん近くの梅津に決定していた。この地は松尾神社のテリトリーで四条通りから東へ朱雀大路までに氏子がいた。その間に皇后肝いりの神社ができれば少なくとも梅津村の農民らはこの梅宮神社の氏子にならなければならないことになる。そこで松尾神社宮司の稲公と稲荷神社の三代目宮司の伊蔵の二人で嵯峨天皇の六条河原離宮に直訴していた、天皇は、
「ほう、その件か~予も頭が痛い」
稲公は、
「いえ、神社には京都神社協会の決まりごとがあって勝手に人のテリトリーに神社を建立してもらっては困ります。それに梅宮神社は松尾神社と同じ酒の神様です」
「ままそういうな~稲公、皇后ばかりか公家、貴族の女人どもはこの女神社建立で結束をしている。それに責任者の麗美はお主の妻の徳子さんにあのことを言うと息巻いている」
「えっ?なんのことですか?」
「お主の愛妾の武御前が生んだ子供は女の子だといっているが、それは男の子だと知っているらしい」(70話参照)
「えっ!誰がそんなことを…」
「そ、そんなことは誰でもいいが、そうなればお主は婿養子を離縁されるがそれでもいいのか?稲公…」

 さらに天皇は、伊蔵に、
「ところで伊蔵…お主は最近、祈祷をしてほしいという天満屋の後家の屋敷に通い、特別祈祷と称して3時間ほど二人きりになったそうだな~」
「あっ?はい、それは占いが当たったお礼に千本鳥居に鳥居を寄進したいという申し入れがありましたのでその打ち合わせで屋敷に伺いましたが…それがなにか?」
「ほう、しかし、宮中の女官の間では伊蔵とその後家とができているというウワサがあり、麗美はそれを吹聴すると息巻いているが…」
「いえいえ、それは誤解です」
「そか、しかし伊蔵、よく聞け、このウワサの発信元は宮中になるので信ぴょう性はかなり高いと世間に思われるが、お主の妻や社家、信者にその言い訳が通用すると思うのか?…それでも女どもの梅宮神社の建立には反対か?」

 もちろんこれらの策略と脅迫は麗美の仕掛けたことだが、これには伊蔵も降参をしていた。そして天皇と3人で酒盛りをしていたが、天皇は、この2人に、
「日本の国の半分は女性になる。その女性の支持がなければなにごとも上手くはいかない、この女性は時には男同士の野蛮な戦争を止める力にもなる。しかし、今回のように女性どもに操られてもいけない。今後は男が女性を上手く操れ!」
 そこで伊蔵が、
「て…天皇、今夜は少し歯切れが悪いが、もしかして天皇もあの麗美になにかで脅迫されているのでは?」
「おっ!さすがじゃ~実はそういうことだが、それは秘密にしておこう~それより、伊蔵、その~天満屋の後家との色気話を聞かしてくれ…そそ、それと稲公、お主の若い武御前の話もじゃ~」

 こうして嘉智子皇后が寄進した梅宮神社は井手町から梅津に引っ越しされていた。この神社の宮司は日本初の女性の宮司で巫女は女ではなく巫男になったのでこの巫男を目当てに公家、貴族はもちろん洛中、洛外からも悩める女性が押し寄せたというお話しでした。
★…画像は、梅宮大社​





ラーメン横綱・冷凍ラーメンのレビュー・坊主カジノでテラセン(寺銭)を稼ぐ…宿坊、水茶屋など、統合型リゾートtemple、テンプラ・これに反対したサガノミクス(嵯峨天皇)
​​​​

​​​​​​​​​星おかげさまで、この「伏見稲荷大社の物語」が大ヒット中で連日100ほどのアクセスで読まれています。さらに100話まで書く予定です。​​​​​​​​​​​​​​​​​​
星無料の電子書籍…お笑い歴史コラム…「伏見稲荷大社の物語」~85話まで書けています。目次機能で好きなタイトルを探してゆっくりお読みください。

ハートこのコラムが少しでもおもしろかったら↓↓↓の画像をワンクリックしてください。ブログランキングに参加しています。現在5~7位どす。。。あなたの愛のワンタップが私に生きる勇気を与えてくれます。1位まではあと少し…よろしくおねがいいたします。


小説家ランキング

…完全無料の大人気の電子書籍…ダウンロードしてゆっくり完読してください。

★…​歴史コミック小説「伏見稲荷大社の物語」~84話のすべてが3分がで読めるお笑いの読み切りになっています。完読者2万人の大ヒット作になる。

http://p.booklog.jp/book/108339/read

 

★…長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理恵」…31話・運輸・建設の職場には賃金の男女差別はなく高賃金でもう男なんどに頼らなくても子育てできる運輸業界、建設業界を確立した理恵社長の物語。女性に大人気の小説になっています。
http://p.booklog.jp/book/103886/read

 

★…「働く女性たち 駆け込み寺居酒屋ポン吉」 1話2分で読める、51話まで書けている、少しHだが女性に大人気。目次機能がありますから好きなタイトルを探して読んでください。
http://p.booklog.jp/book/103226/read

 

★…中編小説「天使の恋~美幸…明美…真弓…梨香…美雪…早苗…香奈~7名の恋の物語」…すべて京都のタクシードライバーが主役になっている少しHな若い女性のドラマ、女性に大人気で静かなヒット作になっている。二つの書籍から
http://p.booklog.jp/book/18492/read


★…天使の恋~美雪、早苗、香奈…3人の恋の物語も大人気
http://p.booklog.jp/book








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年10月29日 08時50分40秒
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.