ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

フリカン ナビジャロン 2020

2020年01月02日 | エスペラント
Felican Novjaron Por vi !
(フリカン ナビジャロン ポー ヴィ)
Popolo(ポポロ)のみなさん 新年おめでとうございます!
今年もエスペラントで新春のご挨拶を申し上げました。
恒例となりますが国際語エスペラントの創始者ザメンホフ博士の詩『道』の一節です。


うまずたゆまず
種をまき、種をまく
のちの時代を考えながら・・・


百の種は滅びても
千の種は滅びても
いつもかわらず種をまき、種をまく

「おい、やめろ!」
といって人々は笑う
「やめるな、やめるな」
と心に聞こえる
「がんばって進め!」

孫たちが祝ってくれるのだ
しんぼう強く、しのいだならば

日本の政治状況は相変わらずひどいものですね。
昨年の年頭挨拶時とまったく変わらず国のトップのモラルハザードはもはや慢性化してて救いようのないありさまです。偽証偽造が公然とまかり通っている。


それでも「あきらめない心が必要だ」と毎日新聞の元日社説が訴えている。
「民主政治の再構築」と題し「民主政治のほころびが目立っている」「人権保障、権力分立、法の支配などの基本原理が危うさを増している」「日本は大国ではないが、世界の中で重要なアクター(行為者)ではある。民主政治の旗を掲げ続けることによってこそ、米国に世界秩序への関与を働きかけることができる」とし「あきらめる心にあらがいたい」とむすんでいる。


「あきらめない心」は前述のあきらめず種をまくザメンホフの詩の神髄に通ずるものです。少数派は忍耐力が求められます。


本年もポポロのみなさまのお越しをお待ちしています。

よろしくお願いいたします。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔




伊藤真波さんによる感動のバイオリン演奏です♬ 過去にはパラリンピックの水泳競技で好成績を残し日本初の片腕義手看護師としても活動を行う彼女は多くの人々に「あきらめない心」の大切さを伝えています。

伊藤真波さんのバイオリン演奏
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