幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№274号、「親子で学べる光のことば」より。
夢を持とう!
「夢」には不思議な力がある
さて、今回はみんなに「夢」について話してみようと思う。
人間が持っている能力にはいくつかすごいものがあるけれど、「夢を描く能力」は、とても大きな力だと思っているんだ。でも、「夢を描けば現実化してくる。現実に、そういう力が働いてくるのだ。」ということを知っている人は少ないはずだ。
あの世にいる神様や仏様も、何度も何度も「夢を叶えさせてください。」と、ずっと呼びかけられたら、何かせざるをえない。一回目ぐらいなら無視することもできるし、二回目も「何か言っているかな。」ぐらいに思うだろう。でも三回目、四回目になると「ああ、もうわかった。わかった。うるさいからやる!」と言って動き始めるというのが現実だね。
この世の力もあるけれど、こうした「あの世の力」も働いてくるんだ。夢が叶う姿をありありと思い描く力、それを長い間思い続ける力、そして「それが現実に起こることなのだ」ということを心のなかに持ち続ける力。こういう力のある人は、夢がだんだん本当になって、じわじわ、じわじわと近づいてくるんだよ。
夢を具体的にすると、多くの人の力が集まってくる
こういうことは、私自身もずいぶんと経験したよ。
例えば、幸福の科学学園も、私が「学園をつくるぞ。」と言うと、現実に計画が立って、国からなどの許可もだいたい通っていったんだ。
やっぱり、学校にしてもまずは、「建てるぞ。」と思わなければ建たない。思えば建つし、いざ「建てるぞ。」とはらを決めて、「どのように建てるか。」「どのようにするか。」というアイデアを出して具体化していくと、みんなが動き始めるんだ。
そういう意味では、「夢」には、「多くの人の力が集まってくる」という力もあるわけなんだね。
「思い」は必ず実現していく
私がいろいろな話でくり返し言っているように、あの世では「思い」がそのまま「行動」になるんだ。「心のなかで思ったこと」はすぐに現れる。
つまり「思いがすぐに現実化する世界」があの世なんだよ。
一方この世は、それほどすぐではないものの、「強い思い」を持って、その思いを長い時間、発射する人がいると、その思いにそって色々なエネルギーが働いてくるんだ。
やっぱり「思い」は現実化する。
「思いには、人を動かし、世の中を動かす力がある」ということだ。
そのように、「夢を描く能力」というものは本当にあるんだけれど、「壁」ができて簡単に失敗してしまうように思うことがある。
人は失敗した時のことを怖がり過ぎると、夢について話すことをいやがるんだけど、怖がってはいけないと思う。むしろ、どんどん、目標を紙に書いたり、ビジョン(将来の姿)などを絵に書いたりしてはっておくといいよ。目に見える形で描いたものは、かなり叶いやすいんだ。
人の力を借りるにはくり返し夢を語ることが大切
夢を実現しようとすると、勉強もしなければいけないし、能力もつけなければいけない。
努力して能力がついても、どうしても自分の力が足りなくなってきたら、他の人の力が必要だ。
他の人の力を借りるには、夢をしっかりと持って、「こういうことを実現したいのだ。」と、くり返しくり返し言うことが大事なんだよ。
(おわり)
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