FF11日記

初回「ヴァナディール」からお読みいただけると幸いです。
特に「FF11一寸いい話」の原作者の方々は是非お願いします。

ディードの報酬

2020年07月28日 | 日記
2020年7月26日
覚えておいででしょうか。
キャパシティポイントの秘密2に書いた以下の文章。
「souzouが知らなかったのがエンドースリングで、2019年4月のバージョンアップで追加されたものらしいです。
マンスリー目標30ディードで報酬として受け取れるとのこと。
ディードの報酬一覧を見て、びっくり仰天です。
30ディードどころか960ディードまであり、これは本気でやらなければと思わせるのに充分でした」。

あの時から、ディードの報酬を調べ初めました。
これほどの報酬体系を作り上げたということは、スクエニさんが相当力をいれたシステムであるに違いないと思ったからです。
たとえば最高の報酬960ディードは「武神流秘伝書:極意乃章」となっています。
メリットポイントで習得できる「ウェポンスキルの合計上限に+5追加される」
とあります。言葉の意味はなんとなく分るのですが、+5というのがどれくらい強くなるのかが実感でわかりません。

souzouのレベル99キャラで言えば、武器スキルを上げているのは、戦士が両手剣・モンクが格闘・白魔道士が片手棍・黒魔導士が両手棍・赤魔導士が片手剣・シーフが短剣・ナイトが片手剣・獣使いが片手斧・忍者が片手刀です。
そしてこの全てが武神流奥義習得可能となっています。
戦士は9種の武器、暗黒は5種、ナイトと狩人と侍は4種習得可能ですが、そのほかは2~3種しか適応出来ないので、souzouの持ち駒全てが武神流奥義習得可能というならば、是非とも欲しいと思ってしまいます。

それではディードは何をどうすれば貰えるのかを調べてみます。
担当NPCが三国に配置されているらしい。
ウィンダスで言えば、ブログ「現在のジュノデビュー」に書いたotuuをジュノ入り口に飛ばしてくれた森の区J10にいるtendoro-kesdorodoがユニティNPCですが、担当NPCは必ずこのユニティNPCの傍に配置されているとのこと。
名前はAMAN Validator。
話しかけると「ディードはエミネンスレコードの"その他"→"マンスリー課題"を達成することで得られる特別なポイントで、一定数集めると様々なアイテムを
受け取ることが出来ます」と言われました。

問題は"マンスリー課題"で、一ヶ月一度のため、最大40しか貯められない。
ということは、報酬960ディードの武神流秘伝書は毎月欠かさず達成しても、960÷40=24ヶ月。えー? 2年もかかるわけか。

なにはともあれ、今月の「マンスリー課題」をやってみることにしました。
エミネンスレコード→目標一覧→その他→マンスリー目標
1.モグガーデンの漂流物 3個
2.ワークスコール    1回
3.メナスインスペクター 2000ポイント
4.上位ミッションBF「畏れよ我を」クリアー

1と2は簡単すぎて説明の必要もありませんね。
4はなついなぁー。プロマシアミッションですねー。
あの頃「畏れよ我を行きませんかー!」等のシャウトが響き渡っていました。
こちらはプロマシアは手も足もでなくて、Banboo先輩たち先駆者が競って闘っているのを指をくわえて、ひたすら聞いているばかりだったのです。
ファントムクォーツは「畏我」ですね。
今は問題なく勝てると思うので、勇んで海獅子の巣窟からBFに突入しました。
あっ!突入前にアイアンゲートの位置を忘れてうろうろしたのは内緒です。
さて問題は3です。
メナスインスペクターは2013年の夏、リンクシェルのFarausさんHalbertさん等と18人のアライアンスを組んで何度も突入しました。
ブログ「バランス調整とアイテムレベル」にも次のように書きました。
「ところが、最後尾をとろとろとついてきただけのsouzouが、リンクシェルの日曜のイベントで、メナスインスペクターというコンテンツで毎週ダンジョンに突入していたら、ハラチュイニソードという剣がゲットできました。
アイテムレベル113とあります。」

ずっと以前に何度も経験しているから楽勝と思いこんでいましたがとんでもない
あやまりでした。
突入条件に、パーティーリーダーが3箇所の地下空洞に対応しただいじなもの
「ウィジャーボード」を所持していること--という項目があるのです。
そしてこの突入のトリガー「ウィジャーボード」は、七支公討伐時に得られるだいじなもの「古ぼけた紋章」を持っていないと取れないのです。
ブログ「キャパシティポイントの秘密4」に書いたように、souzouはワースクコールの評価が低い為、七支公討伐が出来ないで居ます。
あの頃はFarausさん達がトリガーを準備してくれていたから、souzouやmoriyさんは後ろをついていけばよかったわけか。
今自分でメナスに突入するにはどうしてもワイルドキーパー・レイヴを達成しなければならないようです。

あれ以来毎日ワースクコールを受けてやってはいるのです。
そしてやり方も大体わかりました。
最初は6つもあるワークスのどれから初めて何を受けるのか、チンプンカンプンだったのです。
ジョブポではありませんが、もし一気上げのように集中的にやれるならもう終わっています。
しかしワークスコールは時間経過で貰える「チケット」という制限があります。
貯めることができるのは15枚までで、後は時間待ち。
まったく進みません。
何しろ6時間に1枚しか貰えないのですから・・・。

最初の15枚を1枚ずつやった時、「あること」に気がつきます。
枚数は効率を考えると3枚ずつがベストらしいのですがsouzouは、1回をカウントしてステータスが上がると勘違いして15回往復していました。
「あること」とは、ワークスコールを受けるために受付に行くと、毎回一緒になるキャラが多数居る事でした。
7年も前のコンテンツなのにどうしてこんなにトライする人が多いのか?
と思ったのです。
今は銭稼ぎならオーメン、武器防具上げならアンバスケードなど沢山のコンテンツがあり、昔のワークスコールにうつつを抜かす閑はない筈です。

これも調べてみて分りました。
魔導剣士と風水士ジョブ専用の武器にエルゴンウェポン(既存ジョブのミシックウェポンに相当する武器)というものがあります。
これを手に入れるための条件の一つに「全ワークスの評価がレジェンドであること」という項目があるのです。
リレ・ミシ・エンピと同じようにこれを装備すると体が光を帯びるようになるらしい。エルゴンは緑色に光る。

「ワー大変」あのめんどいワークスコールを全ワークスで最終までやるなんて。ちなみにコールチケットは6時間に1枚。
一段階あげるのに20枚以上必要らしい。
個人評価は7段階あります。
この評価の内訳についてはブログ「キャパシティポイントの秘密4」に書いたのでここでは省略します。
20枚×7段階×6ワークス=840枚。
840枚÷一日4枚=210日
毎日欠かさず完璧にやって210日かかる計算です。
なるほど、それで結構な人達がこの古いコンテンツをあれほど真剣にやっているわけか。 
souzouはワイルドキーパーレイブの検証をしたいだけだから途中で一抜けしますね。ごめんなさい。
あっ!そのワイルドキーパーレイブですが、キャンペーン期間の特別ルールで簡単にトライしている映像をユーチューブで見ました。
でもsouzouは検証目的なので、ワークスコールをしっかりやってからアクセスしてみます。

さてあきらめかけたメナスインスペクターですが、思わぬ抜け道がありました。
本来の戦闘領域は地下の空間で、突入したら最初のエリアにユグ石の欠片Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに対応するBFがあり、それぞれNMが居る。
次のエリアにもユグ石の欠片Ⅳ・Ⅴに対応するBFがありそれぞれNMが居る。
これを倒すとボスエリアに進むことが出来る。
souzouは先に述べたように突入できない状態にありますが、ユグ石の欠片を使い
NMを地上に呼び出して戦闘することができるというのです。
「なんじゃそりゃ」ですが、地上で討伐したNMの「ユグの結晶」があれば突入した際最大3体まで封印できて、難しいボスエリア到達が緩和できるのだそうです。なるほど納得です。

ユグ石の欠片は競売に売っていました。
空翠の欠片Ⅴというのを買って、ケイザックの地図をネットで見て、NMマークの場所にいくと、???がでました。トレードすると巨大なワモーラが出現。
少し時間がかかりましたが無事に倒すと、250ポイントゲットです。
これで要領が分ったので、毎日競売をみて空翠の欠片Ⅰ~Ⅴを探し、出品されれば購入して、NM退治を繰り返し、何とか2000点を達成しました。
これで無事今月の40ディード獲得です。

まずどうしても欲しいのは、ブログに書いたエンドースリングなので真っ先にゲットしました。
8月のキャンペーンでシーフのジョブポ上げに使うつもりなので、アイテム欄から収納へ移動。
ディードが溜まったらどんどんエンドースリングを増やすつもりでした。
しかしここではじめて思っていた状況とは違う事に気がつきます。
手持ちのディードが、たった今30使ったのにまったく減っていません。
そしてリストのエンドースリングに「済み」マークが付いています。

そうか、これはアンバスケード報酬の累計ホールマークと同じシステムだ。
ディードを貯めれば一覧にある全てのアイテムがもらえる。
貯めたディードは使っても減らないが、済みマークのものは手に入らない。
エンドースリング中心のジョブポ上げはできないけれど、真面目にマンスリー課題をこなしていけば、一覧にあるものは全て手に入る可能性が高い。
低い点のものを数多く貰うから、点数が溜まることはないと思っていたので、
累計点で貰えるなら、960点でも貯められないことはない。
急にこのシステムが身近に感じられるようになったのです。
そこであらためて一表を丹念に見直すことにしました。
その結果、「どうしてもこれが欲しい!」と思うアイテムを発見しました。
480点でもらえる「盟モンブロー」です。
これを見てからは、エンドーズリングはどうでもよくなり、頭の中は「盟モンブロー」で一杯になってしまいました。

横道に迷い込みそうなので本筋に戻り、今回のテーマ「ディードの報酬」の結論を書くことにいたします。
1年以上その価値に気づかず見逃してきましたが、「よくよく調べてみたらとても魅力的なアイテムが沢山貰える素敵なシステムであることを確認した」ということで、今回は終りにしたいと存じます。

「盟モンブロー」は長くなりそうなので、又の機会にお話ししますね。

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FF11ちょっといい話」いい話というか良かった日の話
       ID:OT95+4I+さん
ウィンに生を受け、黒魔道士を己の道と決め邁進を始めるも、まだ齢は12を
数えたばかりの事。
前日始めてPTに誘われるも、初めて訪れたシャクラミの地下迷宮にてエアロの
ターゲットを誤爆し、PTは全滅。
戻ればウィン、ブブリム、果ては見知らぬ地ル・ルデの庭なる地に飛ばされて
いるPTメンバー。
私の初PTはこうした苦い経験で終わった。

とはいえ、12も過ぎればソロで続けていくにも限界は見え、しかもサポート
ジョブが無いとなればPTに入るしかない。
苦い経験がよぎるなか、簡単なコメントと共に緑色の球を頭に掲げる。

来たtellはタル赤魔道士からだった。
自分と同い年の12だが、サポートジョブも持っている。
当時の私の基準は、何よりサポートジョブがあるか無いかであった。
ケアルすら出来ない黒魔道士が殴りで経験値を稼ぐ事は困難に近く、駆け出しの
私にとって競売に並ぶ装備は、例え低レベルの物であったとしても一通り揃える
のは極めて大変な物だった。

その赤魔道士はスケイル装備に身を包み、盾を装備し剣を振り、ケアルを使い、
黒魔法を唱える。そして、HPもMPも私より多い。
おかしい。スーパージョブである。
こんなに完全であるならばこんな未熟でしかも不完全な私を誘うのは何かの罠か!?

……んな、事を面と向かって言うわけでもなく
赤たる:よろしくおねがいします~
未熟者:よろしくおねがいします^^
顔文字などで、内心をごまかしつつ合流したのだ。

続いて入ってきたのは白タル11歳、国はバストゥーク。
ちなみに、赤タルはサンドリア。
…って、バストゥークってどこよ?遠いの?
サンドリアって美味しいの?
ということで、ちょっと聞いてみた
故郷しか知らない樽:バストゥークってどこにあるんですかー?
バスの白タル:岩と砂ばっかりの辺鄙な所にあります^^
どこですか、それ…。
赤樽:わかんないよ、それじゃw
リージョン情報の存在を初めて聞いていそいそと確認したり。

3人合流したものの、前衛は皆無であり3人で行こうということに。
無論PTがどんなものか、まだ全然分からない私は高ランカーなお二人の後ろを
離れずついていくのに必死で…。
すると、前にはソロ中に散々殺されたヤグが。

赤タル:ヤグいくねー
白タル:おk
黒の中の人:(まじですかーーー((((゜д゜;)))))

赤タルはおもむろディアを唱えて切りかかる。
白タルも片手棍で殴りかかる。
黒タルは何をすればいいか分からなくてオロオロ。
中の人もオロオロ。
赤:殴りながら魔法撃っていいよ~。
との神の声に従い、エアロ、ウォータなど魔法を撃ちつつ…そして撃破。

憎き悪の下僕なぞ、我が手に掛かって死ぬのだ、ふはははは。

…なんていうRPもせず3人仲良くヒーリング。
その後も順調に経験値を稼いでいく。
話題に上るのはまだ見ぬ地のことばかり。

ジュノってどこらなんじゃーーー!
つーか、ル・ルデの庭ってどんな庭園だよ!
(行くまで庭園みたいなとこだと思ってた)

そして全員1アップしたところで時間も時間ということで解散することに。
戦利品で30個しか持てないカバンは一杯だったのでウィンダスに戻る旨を告げると、
赤タル:私もウィンダスに行きます。
白タル:ウィンに用事が~。
夕焼けのタロンギを駆け抜け、星降るサルタバルタで蟹を苛めたりしながら、
3人のタルはウィンを目指す。

サルタバルタの地下にあるホルトトの遺跡の魔防門にはご存知の通り、
赤黒白それぞれの魔導士必要である。
そしてサルタバルタは約束の地を意味する。
そこを、古のタルタル族は通りウィンダスを築いた。
ホルトトの遺跡は多くの魔力を持って、ウィンダスの発展の要となる。

そうした地を、タルタルが、しかも赤白黒の3人が駆け抜ける。

真夜中についたウィンダス。
無論当時の私は、そんな事を知る好も無く、ただただ楽しくPTが終えられた
満足感に浸っていた。

赤タル:では解散しますね~、おつかれさまでした~
白タル:おつかれさま~
黒タル:おつかれさまでしたー

そうして一人戻る。
ウィンダスの夜空には欠けた月。
近くにいたNPCに戦利品を売りつけると、白いフワフワした謎の生物が浮かぶ
我が家へと戻る事にした。

おわり(´・ω・`)