ひとひらの雲

つれづれなるままに書き留めた気まぐれ日記です

思いがけない出来事

2019-09-01 18:51:14 | 日記

 いやー、参りました。まさか自分が肺炎になるなんて。一週間くらい前から熱が出て、昼間は37度台、夕方から夜になるとどうしようもない寒さに襲われて38、9度の熱が出ていました。その他に風邪の症状といえば咳が出たくらいでしょうか。咳はもともとちょっとした持病があって普段から出ていたので、特に今回は気にもとめず、とにかく風邪薬を飲んでしのいでいました。ところが一週間も熱が下がらないというのはさすがにおかしいというわけで病院へ行ったところ、肺炎と診断されたわけです。高齢者の死因第一位でしたっけ。「入院した方がいいけどね」といわれましたが、何とかお願いして自宅療養にしてもらいました。解熱剤、抗生物質を忘れずに飲むことと摂食、絶対安静が条件でした。

 家にいる女性が絶対安静にするのは簡単なことではありません。それでも主人に協力してもらい、できる限りの安静を保ちました。熱が高くなると自然と眠りにつくことも多く、何かをする気力もないので結構実行できたようです。それでも眠れない時、遠くで蝉の声が聞こえると、そこへ飛んで行ってあの蝉しぐれを頭から浴びたいと思うことも何度かありました。

 そしてまた熱が高くなって悪寒を感じると、「死にこじれ 死にこじれつつ 寒さかな」という一茶の句を思い出し、動けずに家の窓から外を眺めるしかない状況を思うと、「五月雨や 今日も上野を 見て暮らす」という正岡子規の句を思い出しました。病床にある子規の家から上野のお山が見えたんでしょうね。

 というようなわけで、つまらないブログになりましたが、今回はこの辺で失礼いたします。一日も早く回復し、皆さんに楽しんでいただけるようなブログが書けるよう頑張りますので、時折チェックしてみてくださいね。

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