「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

埼玉県さいたま市/ ひび割れたFRP防水をひび割れしにくい強い防水にする為の複合防水工事(雨漏り防水保証10年付 )

2017-10-21 14:48:35 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

一級防水技能士


雨漏り調査でよく見かけるFRP防水の割れ。
割れている場所は、コンパネとコンパネの合わせ目です。
地震などの影響でコンパネ下地が動き、コンパネとコンパネの合わせ目の部分が割れることは結構多く、このひび割れが原因で雨漏りしていました。


直線にひび割れています。ここがコンパネとコンパネの合わせ目になっているところです。


いつも本気で真剣に雨漏り調査・雨漏り対策工事に取り組んでいる
職人社長の安藤です。


FRP防水の割れが原因で雨漏りするケースは結構多いですね。



FRP防水の立上りもコンパネとコンパネの合わせ目が割れていました。


平場(床)と立上りとの合わせ目も割れていますね。



バルコニー防水にFRP防水を施工している戸建て住宅は結構多いです。
FRP防水はガラス繊維で補強している信頼度のある防水ですが、なぜFRP防水にひび割れが多いのでしょうか。

戸建て住宅、コンパネ下地、既存はFRP防水、雨漏り。
でも、大丈夫です。
地震でも故障が起きにくい防水に改修する方法があります。

これを一度やっておけば、この先の安心感を手に入れることができます。
当工事店はそれだけ自信を持って施工をしています。




今回は防水改修工事の施工まで、しばらくお待ちいただいたため、応急処置をしました。
この写真は応急処置の為に使用したシーリング材を撤去した後に撮影しています。



もう2度とひび割れをさせないために、新しいコンパネをを貼付けています。


排水を改善するために、ドレン周囲は1段下げています。



接着をよくさせる為にコンパネの下地処理をします。



平場(床)は改質アスファルト系の分厚いシートを貼付けます。
厚みがあって丈夫なので、コンパネ下地に動き(巨大地震は例外)が発生してもまず問題ありません。




入り隅はシーリング処理をして補強します。




ウレタン防水立上り材を塗布。



補強クロスを貼付けます。



ウレタン防水立上り材を塗布。



ウレタン防水2層目を塗布。



仕上げのフッ素コートを塗布して完成です。
今回は通常のトップコートではなく、フッ素コートを塗布してるので、10年間塗り替えメンテナンス不要の雨漏り防水保証10年の保証書を発行しています。

戸建て住宅のFRP防水下のコンパネ下地の動き(地震が原因)に起因する雨漏りは、結構多いですね。
雨漏りがしたら、何が原因で雨漏りがしたのか、その理由によっては今回のようにしっかりとした防水改修工事をした方が良い場合もあります。


FRP防水は良い防水ですが、地震の揺れによって発生するコンパネ下地の動き、その動きによって起こるFRP防水のひび割れ、ひび割れが原因の雨漏り。

では、どの段階で防げば、この先安心できるのでしょうか。


日本は地震が多い国です。
コンパネ下地は動いて当然だと考えなければなりません。

それを、十分理解した上で、いろいろと工夫をし、しっかりとした改修工事をすれば、巨大地震は例外ですが、雨漏りさせないための工事は可能です。


ひび割れが原因で雨漏りしたFRP防水の上にもう一度、FRP防水を施工するようなことだけは絶対にしない方が良いと思います。

同じことの繰り返しをしないために、同じことで辛い思いをしないために、しっかりとした改修工事をおすすめします。





それではまた。



熱い思いを持ち続け、現場施工をやり続けている
職人社長の安藤











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