豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

潜熱蓄熱材タイトプレートとは…北斗市

2018-09-22 12:52:17 | ファース本部

家屋内には、温熱や冷熱を溜め込んでおけば、夏の急な日射熱や冬の窓を開けた時でも室温に殆ど変化を起こす事もありません。
断熱層の内側に在るもの総てが蓄熱する機能を持っています。

床材、壁材、構造材や家具や建具も蓄熱材になります。
蓄熱量とは、そのモノの比熱×比重×温度×体積で計算できます。
水の比熱が一番高く1.0ですが、比重の高いコンクリート0.24、木材0.27くらいです。

私達のファースの家は、床下にタイトプレートと云う潜熱蓄熱材(写真)を敷設しています。
このポリプロピレンの容器には、気温が上るとしだいに液化しはじめ、下がると少しずつ、固形化する特殊な物質が入っています。

固形化すると蓄熱量が小さくなり、液化すると蓄熱量が増大させるため、固定物質と異なり、この状態変更を起こす事で蓄熱量を増やせるのです。
空気循環で床下に送られた温熱や冷熱を捉え、適度に放出させることで省エネと家屋内の温度の一定化に貢献しています。

ファース工法の開発当初は、表面積の多い40㎜~80㎜の砕石を敷いていました。
砕石は100℃の高温も氷点下の低温も溜めるためてしまいます。
タイトプレートは、温度20℃~40℃範囲内の熱を主に溜めるように、住化プラスティック(住友化学子会社)が処方しています。

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