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チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

これで氾濫しなかったのだから大したもんだ

2019-10-14 02:09:47 | 日記・エッセイ・コラム

総武中央線だか東西線だかで通るたびに見かける光景ですが
https://pbs.twimg.com/media/EGo3MfeUEAI41rL.jpg

通るたびに「よくこんなところに住んでいられるもんだ」と思ってましたが
今回の台風19号で私が間違っていたことがわかりました。

今回の稀に見る大型の台風19号の関東直撃で
東京のゼロメートル地帯はどうなるのかと思ってましたが

結果としては「いつもと同じく」
被害が大きかったのも、降水量が多かったのも
都市部、平野部ではなく山間部でした。

川の氾濫も決壊も、また土砂崩れも川の上流や山間部が多かったです。
二子玉での反乱は前記事で書いたように人災の部分が大きいです。

荒川下流も危険水域は長く続くようですが氾濫はなさそうです。
平野部で山間部より降水量が少なかったのと
上流部も台風の移動により時間差で豪雨になって行ったため
下流に流れてくるのも時間差で一気に流れて氾濫することは無いようです。

また
今回初めて大雨特別警報が来ましたが来たのは雨が止む直前でした。
今までの大雨警報も雨が止む頃になってから発令されていましたが
どうやらこれは積算降雨量で発令されるようです。

もちろん発令後も雨が続けばどうなっていたかはわかりません。
ただこれは天気予報で確認、判断できます。

スマホでアラームが鳴ったのは
レベル3の時とレベル5の特別警報の時でしたが
どちらも私の自己判断で大丈夫だと確信出来ました。

というより在宅避難に決めていたのではじめから既に避難済みです。

何が言いたいのかというと
同じ警報や特別警報でも住んでいる場所で全く異なるのだということです。

前述したように、平野部、都市部と山間部では
同じ警報でも全く意味合いが違うということです。
つまりはどこに住んでいるのかを自覚することが重要だということです


ある意味で雷の危険性が都市部と山岳部で全く異なるのと似ているのかもしれません。

偶然ではなく考えて住む場所を選んでいる私の意見を書かせていただきます。

みんなのブログである方の記事を見て感じた事、思い出したことですが
去年、ダムの放流で犠牲者の出る被害が出たところがありました。

その時も思ったことですが
それは、避難は暗くなる前、風雨が激しくなる前に済ませておくのが鉄則で
ダムの真下に住んでいながら
「真夜中に放流の警報を鳴らされても避難できない」とは何を馬鹿なことを言っているのかということです。

情報を伝える側と伝える側
危険性を伝える側、指導する側と指導される側
どちらにより多くの責任があるのか
それは意見は分かれるでしょうが
被害に遭うのは、命を失うのは啓発される側なのです。

石巻かどこかですが
津波の被害をテレビで流してコメンテーターが
「何度も防災訓練を行うなど防災意識は高いところだったのですがねぇ」
などと言っていて、それを見て私が思ったことは
「本当に防災意識の高い人たちならこんな所には住まない。たとえ1000年に1度のことであっても」でした。

住む場所は選べなかったとしても
どのような場所に住んでいるのかはしっかり自覚して普段から対策を考えておいた方がいいのではないでしょうか。

自分のところは初めてだとしても既に前例はあるのです。

また放流してもダム側に責任がない事は1999年の玄倉川水難事故で20年前に既に実証済みです。

もう一度書きますが
被害に遭うのは、命を失うのは、指導する側ではなく、される側なのです。

その点も含めて啓発しろというのなら確かにそうですが。

ただ私としては指導されるまでもなく
天気予報と義務教育で得た知識だけで十分判断できると思いますけどw




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