Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新たなる出発(たびだち)→何処が?

2020-09-17 21:30:19 | 国際・政治

昨 9/16、菅(すが)・新内閣が発足した。これまでの内閣官房長官・菅 義偉(すが・よしひで)さんが第 99代内閣総理大臣。これまで同氏が担った官房長官の立場は前厚生労働相・加藤勝信さんに引き継がれる。麻生・副総理兼財務相や萩生田(はぎゅうだ)文科相、茂木外相らの再任を初め 閣僚の顔ぶれは概ね無難で所謂「安全運転」の反面、我国が国際的に遅れを取っている事が明らかとされる「デジタル化」には 新たにデジタル省庁を新設の方向。担当相は、自民党内で最もこの方面に精通するとされる 平井卓也さんが担う運びとなった。

菅・新総理は堅実な一方、一度決意すると不退転の所も感じられ、是非安全面を含めた健全なデジタル化へと進んで頂きたいものだ。又、流行続く 中国大陸由来、新型コロナ・ウィルス感染症対策も、加藤前厚労相からバトンを引き継いだ田村新厚労相を先頭に 引き続き強い対応をお願いしたい。

さて今回は、些か皮肉を込めた表題にさせて頂いた。これはちょっと安全パイを拾いがちな印象の菅・新内閣への揶揄も少しはあるのだが、多くは同時期に合流した新野党・立憲民主党に向けられたものだ。以下、某ネット記事を引用して 少しみて参ろうと思う。

「新生立憲、高揚感なき船出 顔ぶれ変わらず不満続出」

新生立憲民主党が結党大会を開き、2017=平成 29年秋に分裂した旧民進党以来の規模となる(衆参計) 150人の野党第一党が誕生した。枝野幸男代表は 早期の衆院解散観測を踏まえて政権奪取に決意を表明したが、会場の雰囲気は低調。新味のない幹部人事に 募る不満は隠しようもなく、高揚感に乏しい船出となった。

立憲綱領「民主党」と誤記

「衆参で 150人、特に衆院で政権交代の発射台と言われる 100人を超えるメンバーが集まった」9/15 東京都内のホテルで開かれた大会で 枝野代表はこう強調。「今こそ国民に選択を示す時だ」と訴えた。演説中、感極まったのか声を詰まらせる場面もあった。

「衆院議員を 100人揃えれば、次の総選挙で政権を窺える」というのは 近年の実例に基づく枝野代表の持論。旧民主党が政権の座に就いた 2009=平成 21年衆院選直前の勢力は 115人。自民党が 2012=平成 24年に政権を奪回した際は 118人だった。衆院 107人の新立憲は 数時の上でこの基準を満たす。

だが、枝野代表の様子と対照的に 拍手はまばら。粛々と議事をこなした感は否めない。ある党中堅は「会場の意識は散漫。拍手をしなければいけないからしたという感じ」と冷めた顔で認めた。

要因の一つが 抜擢のなかった人事である事は間違いない。枝野代表が表した新役員 19人は全員、旧民主党か旧民進党に属していた面々。この内 14人は 56歳の枝野代表と年上か同い年で、40代は 代表戦に挑んだ 泉 健太政調会長だけだ。党の顔となる中核ポストへの女性起用もなく、若手の一人は「これでは熱気が出ない」と漏らした。

党内には合流に伴う人事で、議論の少ない党風が変わる事への期待も強かった。だが 幹事長は、旧立憲の党務を取り仕切った 福山哲郎氏が続投。関係者は「政党支持率を上げるチャンスなのに 浮揚効果はない」と不満をぶちまけた。

「大きな固まり」を掲げながら、旧国民民主所属議員が 合流組と新国民民主、無所属に三分裂したのも盛り上がりを欠く原因だ。「合流に至らなかった皆さんとの連携強化が 野党第一党の重責だ」。傘下労組の出身議員の所属先が割れる 苦しい状態が続く事になった「連合」の神津里季生(こうづ・りきお)会長は、来賓として出席した新立憲の大会で こう釘を刺した。(引用ここまで)

「変わり映えなし」 「安倍亜流政権」などの揶揄は 特定野党側が表したものだが、新立憲民主も日共も、党人事などの内容は、全く新味に欠けるものだろう。党綱領タイトルを間違えるとは、話にならない。こんな体たらくで、菅・新政権と果たして健全に対峙し、時に真摯な提案提言ができるのか 甚だ疑問だ。

党勢については日共はとも角、新立憲民主は結局 旧民主、旧民進の辿った「寄せ集め勢力」「選挙互助会」に逆戻りした印象。否、旧民主党を超え、旧社会党まで後退したのではないかと 拙者などは思う所だ。ある新立憲党幹部は 結党大会に際し「新たなる出発」と真顔でのたもうたそうだが、一言「ご冗談を!」とでも申しておこうか。とまれ こんな内容では、新立憲民主党に期待できるは何もない。枝野代表がぶち上げた「政権奪取」など「夢」未満の「幻」レベルだろう。今回画像は 昨年暮れ、当地名古屋港近くの「JRリニア・鉄道館」にて公開されていた、往年の東海道・山陽新幹線にあった食堂車客室内の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3953.html


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