徳丸無明のブログ

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ロッテ 生Ghana(ガーナ) リッチ ラ・フランス

2020-03-20 22:10:37 | 
今回は生ガーナのラ・フランス味です。




本日は第6回私が好きなマンガの話。今日は小原愼司の『菫画報』(講談社・全4巻)です。
僕は一時期アフタヌーンを愛読してましてねぇ・・・。前回の『神戸在住』とともにお気に入りの作品でした。今はもう全く読んでなくて、『ああっ女神さまっ』はまだやってんの?って感じです。
で、この『菫画報』は、とある高校の新聞部を舞台とした作品で、基本学園コメディではあるものの、急にファンタジーが入りこんできたり、スピンオフの探偵ものの話もあったりで、定義が難しいんですけど、それがとにかく気持ちいい「自由なマンガ」です。主人公の女の子がジャイアンっぽい性格、かつ読書好きで、おそらく作者の読書趣味が反映されてるんでしょうけど、文学テイストも作品の端々から感じられます。あと、その主人公がタバコ吸うんですよね。高校生の喫煙シーンって今やもう描けないんじゃないでしょうか。
すごく素朴な絵柄で、下手と言えば下手なんですけど、それがいかにも「純粋なマンガ」ってかんじで、作風とよくマッチしていて味わい深いです。
あとね、ラストがすごくいいんですよ。もちろんネタバレになっちゃうから話しませんけど、僕が読んだことあるマンガの中で「グッドエンディングベスト5」に入ります。このラストのためだけでも最初から読んでいただきたいくらいです、はい。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース・・・というかほぼ雑感。東京五輪を予定通り開催するか、延期・もしくは中止するかで議論になってますね。僕はスポーツ全般興味ないので、正直開催しようがしまいがどっちでもいいやってかんじなんですけど、一連の動きを見てるとなんだかなあって思うことがあります。
五輪延期の検討に言及した組織委員会の理事の高橋治之さんを注意したという会長の森さん。「中止はまずありえない」と言った小池都知事。「完全な形で実現する」っつった安倍ちゃん。都合の悪い情報や可能性に目を瞑り、当初の目的のみ目指して邁進するその姿勢って、太平洋戦争時の戦争遂行者のマインドと変わんねえなあ、って思ったんです。不都合な現実を見て見ぬふりをし、無謀な作戦を推し進め、兵士にせよ民間人にせよ、冷静な判断を下していれば死なずに済んだ人々を大勢無駄死にさせてしまったあの戦争。
あくまで建前として中止や延期を明言してないだけなのかもしれないけど、ありとあらゆる可能性を検討するのが責任ある立場の人がすべきことでしょ。
オリンピックって大金が絡んでくるイベントだから、感染拡大防止よりもカネを動かすことを優先する、っていう政治的判断が下される可能性大ですよ。なんかヤダなぁ。
あと、前々回にお伝えした図書館の臨時休館、3月21日以降が未定でしたが、昨日「当面の間臨時休館を延長」すると決定。いつから開館するかは決まり次第お知らせということで・・・。
九州は感染者すごく少ないんですよ。福岡なんか現時点で5人ですよ。必要ないでしょ、自粛。
親方日の丸の保守的精神(ことなかれ主義と言うべきか)が出てますよね。勘弁してよもう。


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