★★★ 久慈河畔便り ★★★ … 猛禽撮影、質問?、変だよ!、…趣味から老々介護の経験・感想など

猛禽の姿に見る自然環境の変化、質問、変だよ、趣味から老々介護の経験・感想など同好の方々との積極的な情報交換を希望します。

台風の足跡

2019年10月19日 09時27分17秒 | 日記

先の台風19号に関して、幾つかの報告が有ります;

 
第1に、明日10/20(日)は、村の行事の運動会で、私たちは、ソフトボール大会に出る予定だった。
しかし、昨日(10/18)午前中早々に、『ソフトボールだけは中止』の連絡。
現場確認とばかり出かけてみたら、この春、久慈川河川敷に完成したばかりの折角のソフトボール・グラウンドのいくつかのバックネットが、流れに押されたらしく、根元から倒れてしまっている。
 
南側堤防から、約150m先を撮影。倒れた柱は、概ね7~8m高。低い竹藪の背後に、久慈川本流が流れている。屋根瓦や建造物は、北、日立市側の堤防の向こう。流れは、画面に略平行に、左から右へ。
 
 
 
 
 
しかし、過半数が正常に残っており、地震津波の時のようなゴミの類は、殆ど見当たらない。内野グランドのの多少の荒れを我慢すれば、試合は出来そうだった…。
この数年に亘るグランド改修に携わった関係者が、バックネットの倒壊を見て、余程のショックを受けたようだ…。
 
 
また、県北部の私の猛禽エリア、県道や、スーパー林道のどれも、殆ど以前のままで、現地へ到達できた。(10/16)
県道から見る景色も、一見、何事も無さそう。
 
しかし、顔見知りになっている郵便配達のバイクの人の話では、奥の集落に行く崖路の片側が崩落しており、軽トラ以上は通れないだろう、とのこと。
 
また、堆積砂の調査に来ていた業者の話では、下の旧道の辺りは、泥が踝以上に深く積っている由。私が気付いて撮っていた写真でも、旧道より1mも高い所の橋の欄干に、木の根が引っ掛かっている。これは、予算もつかないだろうから、自然の回復を待つしかないかも…。
 
略水平な赤茶色部分は、橋本体の底部で、概ね旧道と同じ水準。上の白い部分は、その上の構造部分。なお、橋桁のみで走行用の水平鋼板が無いのは、大分前に盗難に遭って以来、補充されてないから、という。
 
 
 
 
 
 

 最後に、私の家族は現在、妻は、隣市の総合病院(鉄筋6階建て)に入院中、長女は、結婚して埼玉県で木造3階建ての家を造って4人暮らし(基礎部改修中であるが、被害無しの由。)、フランス人と結婚している息子は、パリの隣市で、4人暮らし。
結局、築50年に迫る古い木造2階家の自宅には、喜寿間近の私一人。

 

我家の敷地の海抜は23mほどで水の心配は無いが、風に関して、北と南には近年建て替えた隣家が有るから安心だが、東と西がほとんど無防備で、古いうえに、屋根に太陽熱温水設備を、3セットも載せているので、何とも不安な状態。一つ有利と思われる点は、転居して直ぐに、瓦屋根を銅板葺きに変えて軽くしてあること(先の地震でも、大いに助かった。但し、7年で緑青が出る、と聞いていたのに、40年に迫る今でも、部分的にしか出ていない)。

 

先の15号の時の千葉県の例もあるし、進行右手に位置した場合の風害が心配だった。

最後に子供達からの見舞いのメールに返事したにメール:

 

嘗て無い規模(強さ、大きさ)だというので、嘗て無い準備(全部の硝子戸の鍵を締め、カーテンを閉め、飛びそうな物干し竿の類も収容)をしました。 更に、まともなら、家屋自体が怪しいと思い、近所でホテルを探しました。その後、コミニュテイセンターも避難場所として開放されました。 しかしどちらも、バス・トイレは共同だし、飲食の準備も無く、特に、だんだんと台風の規模が小さくなって来た(中心気圧が上がってきた)ようで、結局、自宅で様子を見ることにしました。

いつものように、23時半頃まで様子見で、その間ブログを書きながら、食後の薬(血圧降下剤+睡眠導入剤)を呑んだら眠ってしまいました。ヘルメットを枕の傍に置いて…。 その後、微かに耳に入ったのが、「久慈川氾濫の恐れ有り、該当地区は避難せよ」、という災害関連無線放送。 時刻は2時半で、辺りは全くの静寂でした。(最も警戒すべき3時間を寝て過ごしたわけです。) 窓を開けてみると、雨・風・雲、共に無く、煌々たる満月が輝いていました。

という訳で、全くの無害でした。前の15号と違って、今度は左側、内陸側へ逸れたようでした。これと、勢力が弱まったことが幸いしたのでしょう。

先ずは、ご報告とお見舞い深謝まで…。

 

 
 
 
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