here and now

隠された「敵意」

隠された「敵意」というのは

やっかいなものです


子ども時代の私は

けんかしたことはありません


中学時代は

ひとりでいても平気でした


親に反抗する力はありません


大人になるにつれ自分の中の

あつかいにくい感情に

気付くようになりました


それは

理性でコントロールするものであり

それが大人への道と信じておりました



私がカウンセリングや

心理学というものに

興味を持ち始めたのは

30歳を目前にしてのことです


「さびしい」「むなしい」という感情が

ふくらみ過ぎて

どうしようもなくなったからです



手探りの

ほとんど独学の

軌道修正をはじめてから

35年の月日が流れました



失敗をなんども何度も繰り返し


ようやく

激しい

憎しみの向こうに

穏やかな感情と

いろどりのある深い感情を

味わうことを知りました



私はほんとうの気持ちを

ひたすら封じ込めようと

自分を否定続けたのです



「怒り」も「憎悪」も

人生を破壊する

危険がつきものかもしれませんが



恐れずに

立ち向かう「勇気」こそ大切と

65歳になった私は考えます







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