EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

政治・経済・生活・商品情報などさまざまな話題で情報を発信してます。

ファーウェイの次にTikTok「中国の情報収集ツールだ」米シンクタンクが警鐘

2019-01-22 14:08:24 | 中国・中国共産党・経済・民度・香港

ファーウェイの次にTikTok「中国の情報収集ツールだ」米シンクタンクが警鐘

2019年01月15日 14時24分    THE EPOCH TIMES
 
米シンクタンクは、世界各国の若者を魅了した中国発のショート音楽動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について、ユーザー情報が中国当局に渡る可能性があると警鐘を鳴らした

若者に人気の短編動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米シンクタンクは

このほど、ユーザーの個人情報が中国当局に渡っている恐れがあると報告した。この中国開発

アプリは、通信大手の華為技術(ファーウェイ)と同様に、中国諜報機関のために情報収集を

しているという。


米ワシントンDCに本部を置くシンクタンク、ピーターソン国際経済研究所(Peterson Institute

for International Economics, PIIE)は最新調査報告で、TikTokの危険性を指摘した。


TikTokは、中国メディア企業の字節跳動(ByteDance、バイトダンス)が2016年9月に提供を

始めた短編動画共有アプリ。10代後半からミレニアル世代を中心に人気を集め、全世界の

累計ダウンロード数は約8億回に達した。


報告書によれば、他の中国開発アプリと同様に、ユーザーの個人情報や位置情報を中国にある

サーバーに送っているという。中国政府から情報収集の協力要請があれば、ユーザー情報を

簡単に入手できる。

 

米国当局が問題視しているのは、一部の若い軍人が軍服のまま基地内や航空機内などで

自撮りしてTikTokに投稿していることだ。これらの情報に基づいて、中国当局による西側諸国の

軍事活動の情報入手を許すほか、兵士らの顔面識別情報を提供することになる。


ピーターソン国際経済研究所は、TikTokはファーウェイのように、欧米各国政府の国家安全保障を

脅かす可能性が高いとその危険性を強調。各国政府に対策を講じるよう呼び掛けた。


TikTokは日本の小中高生の間でブームとなっている。株式会社マイナビが運営する10代女子向け

総合メディア「マイナビティーズ」が昨年11月に発表した「2018年10代女子が選ぶトレンド

ランキング」では、TikTokは「流行したモノ」ジャンルの2位となった。


バイトダンス側の最新統計によれば、全世界の月間TikTokアクティブユーザーは5億人。

中国国内の月間アクティブユーザーは3億人だ。