OVER THE RAINBOW      ~虹の向こうに~

宮崎天使ママの会の代表が思うこと
個人的な気持ちを書いたブログ

喜びと悲しみの間で感じたこと

2018-02-22 15:56:38 | ひとりごと

宮崎はいいお天気になりました。

朝はちょっと曇り空でしたけど私の心と同じだなぁと

思いながら空を見上げました。

昨夕にある病院からゆりかごの補充の連絡がありました。

2件。。同じ日に死産です。

サイズを見ると今日には退院だろうと感じたので朝イチで

配達をすることにしました。

9時からしかお花屋さんは開かないので少し前に電話して

いつもの小さなブーケを2個作ってもらって病院へ

大きな病院なので駐車場もとても混んでいました。

病院に入る前、車の中で気合を入れます。

面会は午後2時からなので病棟に上がるエレベーターは

ほとんど人もいなくて産婦人科病棟へ

集金をしなくてはならないので(お金をもらってれるのは看護師さん)

領収書の準備をしてナースステーションへ

お一人の方が診察だったのか不在だったので廊下で少し待っていました。

分娩室のある方向から聞こえる赤ちゃんの声

「かわいいなぁ」「ここまで響くんだな」「死産した方は部屋からでると

聞こえてしまうな」そんなことを思いながら待っていました。

産婦人科は病院の中で唯一「おめでとう」と言ってもらえるところだと

良く聞きますが、そうじゃない人もいて。。ここは喜びと悲しみの

混ざった場所だなぁと今日は少し考えてしまいました。

お二人ともご家族が来られていたのできっと望まない妊娠での

人工死産ではなかったのだろうなと自分に言い聞かせ

病院を後にしました。

私は来月頭に娘の命日を迎えます。

毎年この時期は少し不安定になってしまう時なので

(表には出さないようにしてますが)

ああだから今日はちょっと色々考えてしまうのねと

自分で解釈しながら納得させました。

13年の月日がたち、こうした活動をしていることもあり

「もう立ち直ったんでしょう」とか言われますが私も当事者

日々一日一日を積み重ねて。。。自分のグリーフと向き合っています。

13歳、生きていたらどんな娘でいただろう。

私と喧嘩ばっかりしてただろうな 私に似て勉強嫌いだったかもな。。とか

想像しながらこれからも生きていこうと思います。

まだまだやりたいことはあるので私は大丈夫です。

こんなこと書くと心配されるので(笑)

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