来春発売の手作り服の本で紹介する、テーパードパンツ。
色柄素材を変えて、色々とお見せしたいと思っています。
同じ形でも、生地が違うとカジュアルだったりシックだったり。
ブラックウォッチのタータンチェックで作ったパンツは、トラッドな雰囲気になりました。
チェックの生地を使うときに気を付けたいのは、柄合わせ。
特に、タータンチェックは柄合わせがちょっと難しい。
横線と縦線が綺麗につながるように、左右の見頃と前後の見頃の柄を合わせる必要があります。
柄がずれていると、見た目のバランスが悪くなるのです。
で、今回、完璧なまでの柄合わせ！
もはや、どこがつなぎ目だかわかりません。
柄合わせがうまくいくと気持ちがいい！
こうして自分で服を作るようになってから、市販の服の見方も変わってきました。
どういう作りになっているのか、どんな素材を使っているのか…。
昔は気にも留めなかった柄合わせも、気になることの一つ。
実は、市販の服でも柄合わせが適当なものはけっこうあります。
特にチェックの柄がズレているのは、かなり気になる！
服作りのプロが作っているのに、柄合わせに失敗したの？あるいは、柄合わせを知らない？
な〜んてことは考えられないので、おそらくコスト削減なのだろうと思います。
柄合わせが必要なチェックは、無地に比べて、生地の量が多く必要です。
おそらく、いちいち柄を合わせていたら、生地代が高くついちゃうんだろうね。
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