大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

シオカラトンボ

2024年05月06日 | 鳥・昆虫
先日の大泉公園かきつばた園の池の周辺を、素早く飛び回るシオカラトンボに出会いました。
時どき、カキツバタの花柄の先に止まって休んでいるのをパチリ。

シオカラトンボ
日本全土の湿地帯や田などに生息する中型のトンボ。
平地の湿地やため池にいるごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つである。

体長約5cm、雌雄で大きさはあまり変わらないが、老熟したものでは雄と雌とで体色が著しく異なっている。雄は老熟するにつれて体全体が黒色となり、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになってツートンカラーの色彩となる。この粉を塩に見立てたのが名前の由来である。複眼は緑色で、複眼の青い雄と区別できる。

成熟した雄は縄張りを占有し、草上などに静止して警戒するそうですので、止まっていたのは休息ではなく警戒していたのでした。
子供のころには家の周りでオニヤンマ・シオカラトンボ・赤とんぼ等をよく見かけ、1m位の糸の両端に小石を括り付け「ラッポエー」という掛け声をして高く飛ぶオニヤンマに向けて投げていたことを思い出しました。
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杜若能・大泉緑地公園

2024年05月05日 | 伝統芸能
5月の連休中は、どこも混んでいますので極力家にいるようにしていましたが、昨日もあまりに良い天気でしたので相棒とどこかへ出かけようと相談。
色々調べるうち大泉公園で杜若(カキツバタ)が見頃で4時からは能の上演もあるとことが判りました。

地下鉄新金岡駅から約1kmで新緑の美しい大泉公園へ。

公園事務所で地図をゲットしかきつばた園の場所を確認し、大泉池の周りを散策。

あちこちの花壇等では手入れされた美しい花々が今を盛りと妍を競っています。
園芸から遠ざかっていますので、花の名前もよく判りませんがきれいな花を見ますと心が休まります。
午後4時からの能上演までベンチで小休止。

羽衣国際大学・神戸大学の宝生流能楽部の皆様による上演の後、宝生流能楽師辰巳大二郎師による「経政」をカキツバタ園の通路上で演じます。
大学生たちの能は、シテ方と謡とも日頃の鍛錬を発表する良い機会なのでしょう、緊張の中精一杯頑張っておられる様子がよく判りました。

最後には、明るいうちですが薪に火も入り「杜若」を辰巳満次郎師(杜若の花の精)、笛・貞光訓義師が演じます。(何れも重要無形文化財総合指定保持者)
杜若の花の精の装束はきらびやかで、しっとりとした舞は、とても美しく思わず引き込まれる思いがしました。

杜若(カキツバタ)
アヤメ科。日本では北海道から九州まで自生。
花は、1本の花茎に2~3花咲く。原種の花の色は紫ですが突然変異で白い花もある。
アヤメは乾燥地、ショウブは池畔や湿地に咲くが、カキツバタは池畔などの水湿地で咲く。

広大な大泉緑地のウオーキング。
本日の歩数計、14507歩、最後はフラフラしながらの帰宅となりました。


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クマガイソウ

2024年04月28日 | 植物
昨日、相棒と能勢町へ。
数日前の産経新聞に能勢町の初谷渓谷にクマガイソウの群生地があり、目下見頃であるとの記事が掲載されていましたので、相棒と出かけました。
阪急梅田駅から乗換二度で目的の妙見口駅着。駅前で地図を入手、初谷川の上流を目指します。

杉林等新緑の美しい緩やかな上りをゆっくりと、川のせせらぎや小鳥の鳴き声を聞きながら進みます。
山道は石ころもありましたが、落ち葉が積もったフカフカ道も多く気持ちよく登れました。
途中、数百年の年月をかけてできるという台場クヌギ(台木)や満開のヤマフジ・シャガに出会います。

約1時間(普通の人なら約40分)かけてクマガイソウの群生地到着。

斜面には卵と牙のオブジェが置かれていて、皆さんその横から急斜面を上っています。

私たちもゆっくりゆっくり上って、二百株以上の満開のクマガイソウのすべてが私たちのほうを向いて出迎えてくれていました。
このクマガイソウは、平成29年に別の場所で自生していたものを環境の似たこの地に移植し育ててこられたもので、年々増えているそうです。
以前浦和にいた頃、見沼区御蔵の民家の裏庭で数百株のクマガイソウを見て感激したのを思い出しました。

クマガイソウ
ラン科。環境省の絶滅危惧種の山野草。
特徴の袋状の花弁で平家物語の登場人物熊谷直実が矢から身を守るために背負った母衣に似ていることから名付けられた。

本日の歩数計、16114歩、相棒はゆっくりでしたがクマガイソウに出会いたい一心で完歩できました。
久しぶりの山歩きは大変気持ちよく、昨夜はよく眠れました。
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五色の幟

2024年04月24日 | 四天王寺
先日、四天王寺へお参りの際、極楽門の前で五色の幟がはためいていました。

五色
青・黄・赤・白・黒が基本となる。
仏教において如来(悟りを開いた者)の精神や智慧を5つの色だが、青の代用に緑、黒の代用に樺色や紫を使うことがある。

青 - 如来の毛髪の色で、心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、定根・禅定を表す。
黄 - 如来の身体の色で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質、金剛を表す。
赤 - 如来の血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進を表す。
白 - 如来の仏歯の色で、清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める、清浄を表す。
黒- 如来の袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ、忍辱を表す。

写真上左・長谷寺
この五色には上記のほかにも意味があり、中国の五行説が発祥とされている。
五行説では「全てのものは木・火・土・金・水の5つの要素で作られている=森羅万象」と考えられており、その5つを色に置き換えたと言われている。また、真言密教ではそれぞれ東・南・中央・西・北の5つの方位や五智如来が示されている。
木=青・・東・阿閦如来
土=黄・・南・宝生如来
火=赤・・西・阿弥陀如来
金=白・・中央・大日如来
水=黒・・北・不空成就如来
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新緑の四天王寺

2024年04月21日 | 四天王寺
四天王寺までのお参りへ行こうと相棒に声掛けしたところ、待ってましたとばかりツツジが満開ですから、別の道から行きましょう、と。

満開の赤、白、ピンクのツツジや八重桜を見ながら四天王寺までウオーキング。

境内では、五重塔を背景にクスノキの若葉が美しく広がっています。

本日の最高気温は25度ですが、明日は20度と一定しません、油断して風邪をひかないよう気を付けましょう、と自分に言い聞かせています。
天王寺に寄って昼食を済ませてバスで帰宅、相棒の歩数計9592歩頑張りました。
コメント (2)
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