ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々〟

2018年08月17日 | 俳句

 二日もブログ休んでしまいました。ちょっとバテ気味…かな?

 いえいえ、15日、16日と徳島の「阿波踊り」を観に…体験しに行っていました。しかし、昨日帰ってからブログ書く元気がなく、すぐに寝てしまいました。それというのも、あれだけ降らなかった雨が15日に限ってザアザア降りだったんですよ。2時過ぎに徳島に着いた頃から降り出しました。その後大阪から来る娘と合流してホテルへ。

 夜8時半からの桟敷指定席を買っていましたので、それまで時間をどこで潰そうかと…。うれしいことに雨も小降りになって、天気予報は夜は止むというので、それを信じて先ずはホテル近くの、無料で楽しめるNHK徳島放送局〝熱演!真昼の阿波おどり〟3時からを観に出掛けました。例のあのお囃子の笛や鉦、太鼓が鳴り響きますのですぐに分かりました。

 やっぱり生で観るのはいいものです。最後の有名連の演技が終ったとき、〝さあ、皆さん一緒に踊りましょう!〟という呼びかけで、そりゃあもちろん参加しましたよ。カンタンですのですぐに覚えられます。愉しいですねえ~。あの唄の文句通りです。

 〝踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損々…〟でも、疲れますよ、アレは。特に男踊は腰を低くするので、本気で踊ると腰が痛くなると、主人が言っていました。でも、これで私もいっぱしの〝阿波の人〟になった気分でした。サイコウ!…とここまでは。だって雨が降らなければ、〝にわか連〟で参加できたのに…残念です。

  待つほどに踊ぞめきの押して来し   稲畑汀子

  緋の蹴出し流れるやうに阿波踊    鈴木石夫

  桐下駄を後に跳ねて阿波踊      福本愛子

  阿波乙女腿すり寄せて踊るなり    山本良明

  黒塗りの下駄爪立てて阿波をどり   見浦町子

 最初の句の「ぞめき」というのは、阿波おどり特有の二拍子の軽快で陽気なリズム。「騒がしい」との本来の意味もあり、派手に浮かれて賑やかに踊ることを指します。女踊りの特徴は、下駄をつま先立ちの状態で膝を軽く曲げ、前傾姿勢で踊ります。つま先が痛くないですかと聞くと痛いですとの答えが返ってきました。     

 終って、ホテルに4時過ぎ戻り、さあ、ここからが思案のしどころ…なぜって?せっかく持って来た浴衣を着るかどうかということ。みると、雨は止むどころかひどくなってきた様子。どうする、どうする…エエイ!着たら止むかもしれん…と着ていくことにしました。着替えて5時過ぎ、ホテルを出て先ずは食事へ。もしかしたら食べている間に止むか…でなければせめて小降りになりますようにと、珍しく真剣に神に祈りました。8時になったのでそろそろ桟敷席へ移動…と。と、と、ところがですよ!ナントいうこと!店を出た途端床が濡れていたので、〝スッテン、コロリン!〟と転んでしまいました。前にではなく後へ、イヤというほど尾てい骨を打ちました。主人や娘は後頭部を打たなくてよかった、よかったと言っていましたが…、そんなことより当の本人は痛いのなんのって、しばらくは立ち上がれませんでしたよ。

 もう、散々です。雨は相変わらずザアザアと。いいところ全くなし。桟敷はびしょびしょで…傘を差して座りましたが…前の人の傘でよく見えもしないし、もう浴衣が濡れることなど言っちゃあおれません。しばらくはガマンしていましたが、もう堪えきれず途中で帰ろうということになり、ホテルへ帰るのもやっとでした。

 雫の垂れる浴衣を脱いで干し、もう全身疲労困憊という感じ。着物を着るだけでも疲れますのに、この雨では当然でしょうがね。

 そこで終らなかったのが私らしい!どうしてかはよく分からないのですが、夜中に寒気がしてきて、熱でも出たのかと思いつつ蒲団に潜り込んでもずきずきと疼いて眠れません。そのうちとうとう、気分が悪くなって、食べたものを吐いてしまいました。それでも眠れません。主人はグウグウと…。旅行カバンに湿布があるのを思い出し、それを貼ってやっと少し眠れました。朝方の2時過ぎでした。これぞまさに〝鬼の霍乱〟でしょうか?きっと疲れが溜まっていて、抵抗力が弱くなっていたのに打撲というハプニングが加わったからかも。旅行に行くと度々こういう目に合いますが、いつもなんでえ~私だけが~と思うのですよ。

 娘と私は晴れ女なので、今回の雨は〝主人が強力な雨男だから〟ということで一致しました。(笑)

 これで宇部にも降ったよねと言いながら、新山口駅に降り立つとやはり道路に水溜りがありました。ああ、よかったね~!

 今日は句会でした。16日のことなどもまだありますので、それはまたにしますね。でも、今日の句会はシンドカッタよ~。

 写真は、NHK徳島放送局でのものです。これは室内でしたので撮れましたが、夜の部は全くダメ。このNHK徳島放送局に観に来て体験しましたので何とか気持ちも収まりましたが、これがなかったら…いい思い出全くなしでしたよ。

 カワイイ男の子が一番前で踊っていて、拍手喝采…その子に写真撮らせてと頼むと、すぐにポーズを取ってくれました。さすがです。徳島の子はみんな小さい頃から踊っているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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