鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Hearth & Home - Viprati (Marquee Series)

2018年12月14日 | パイプタバコ
2018年 12月

今回は Hearth & Home - Viprati (Marquee Series)

言わずと知れた Russ Ouellette さんの 比較的新しい VaPer ですが
いつもは English か Balkan タイプばかり喫っていたので これが
War Hourse Bar に続いての バージニア ケンタッキー物となります。

みんなケンタッキーが入っているところが それらしいところなのですが
葉組を見ると
Burley, Perique, Virginia となっていますが どうやら 着香していない
ブラックキャベンディッシュ がはいっているようです。


TobaccoReviews.com を見ると 3.7 と頗る評価が高いのですが
期待が高まります。

その前に
  
いたって 明るい色のこのブレンドですが
実は表面だけが バージニアの葉っぱが多くて 中は黒いです・・・


同じ時に仕入れた 
この右のが  El Niño ですが
葉組はほとんど一緒となっています
こちらの葉組は 
Black Cavendish, Kentucky, Latakia, Perique, Virginia

ちゃんと BC も明記されているし ラタキアが少し入っています



Viprati のカンの裏には

この様に BC が入っていることが記載されてます


El Niño の裏側は

この様に書いてありますが ラタキアに関しては 何も書いてません・・・。
実にわかりずらいです どうなってるのかな・・・。


何度か喫って表面がなくなった Viprati は




こんな感じで 黒いです そして カットが小さいです



しかし El Niño の方は




最初から 色が黒いのですが カットが大きいです。

  
左の方が Viprati で
2番目が やはり Viprati となります。



このたばこ ビブラッティー と読むそうで
イタリアの パイプ作家さんの名前だそうです
Ouellette さんと 懇意らしく いつもは 常喫している VaPer の
Escudo のようなタバコを 希望して出来たのがこのタバコの様です。

どちらも オーリックのSTG で作っている訳ですから 問題もなく出来上がったわけですが
味は違う様ですね。

わたしは この Escude も マクレの Beacon もやったことがありませんので
その比較は出来ませんが 純粋に味の評価をしてみます。
GLP の Telegraph Hill を思い浮かべる人もいましたが
似ている部分もありますが まるで違うイメージになります。



感想

このタバコの感想を一言で述べるのは難しいです
美味いかうまくないかを言うと 美味いのですが そこが難しい・・・
なので 箇条書きにしてみました

① このタバコは ペリクタバコである ペリク主導のタバコである
② バージニアの甘さは 控えめである
  3種類のバージニアを使っているのだそうだが いずれも際立つ甘さではない
③ ケンタッキーはしっかり感じられるのですが それほど強く利かせてはいない
④ ダークフルーツの甘味は プラムを感じます
⑤ Telegraph Hill のような スパイシーな清涼感を少しだけ強めに感じます
⑥ オレンジのような すい味と甘みがあります これが特徴的かと
⑦ BC のブラウンシュガーの様な甘さは ペリクの酸味のせいかほとんど感じない
⑧ ペリクの酸味でキレはあるのだが 落ち着いた心休まる心地がしないかな・・・
⑨ ケンタッキーのせいだと思いますが 結果的にパンチがあり 少し胃に来ます
⑩ 塩味を感じます

ああ 色々並べてみたのですが もう既に 1缶の半分以上喫ったのですが 
容易に結論が出ませんね・・・
美味いんだけど なんか納得できないタバコでしょうか
うまくまとまってはいるのだけれど どこか落ち着かないものがあります・・・

バージニアの甘さも 複雑で ダークな部分で深いし ケンタッキーも アーシーで
香ばしい香りをだすし ペリクも 落ち着いたスパイシーな中に 酸味と酸い味をふくんだ
甘みを出しています。
しかし どこか物足りないんですね・・・

GLP の Triple Play ではありませんが
甘みと酸味は綱引きの関係かと・・・
酸味が強ければ 甘味は相対的に減少します
逆に 甘みが強ければ 酸味があまり感じられなくなります


このブレンドで物足りなく思う原因は やはり 甘味でしょうか
いろんな甘さがあるとは思いますが
ある一定以上の甘さの中にというか 甘さを感じられる中において
適度な酸味を感じた時に うん これでいい!
という事になるのだと思うのです

そのことは 人によって感じ方がマチマチなのでしょうが 私にとっては
少し物足りなさを感じた ということのようです。
私にとっては 少し甘さが足りなかった ということのようです。

太いパイプで喫ったほうが良い という書き込みもあるようです
確かに その方がマイルドな甘さが強調されるようですが いたっておとなしく
本来の旨さが出ないような気もします。

私にとって美味いタバコとは 単純な中にも 分かりやすい美味さを感じられ
ホッとできるタバコでだと思います。
ラタキア物はすでに 何品かはあるのですが
バージニア物に関しては なかなか難しいです
簡単そうだけど 実はこれが難しいんですね

このタバコに関しては よく出来た美味いタバコなんでしょうが
言われるほど喫いたくならない ということのようです。私にとっては


そんな感想でした

それでは また




パイプランキング
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