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無償学習塾 高校入試対策の取り組み

2019-12-29 20:30:00 | 日記(活動関連)
今年の8月下旬から、無償学習塾における高校入試対策として、練習問題(以下、「自家製練習問題」と表記)を作成してきました。中学生の生徒たち(中学一年生,二年生も含む)に宿題として配布し、その翌週に答え合わせと解説を行う、というサイクルで実施しています。

(自家製練習問題の一例)




(参考記事)
無償学習塾 復習用プリントの作成

この取り組みは、次のような目標を実現できるように行っております。

1.有料の学習塾のような高校入試対策を行うために
有料の学習塾では、とても充実した学習プランで高校入試の対策授業を行っています。例えば、勉強合宿を行ったり、大晦日や元日に対策授業を行ったりする塾もあります。このような塾に通う生徒との学習機会の差が広まらないように、無償学習塾でも良質な高校入試対策を実施して参ります。

2.少しずつステップアップ
高校入試問題は、中学校で履修した全ての内容から出題されます。出題範囲が非常に広いため、短期間のうちに総復習して成績を急上昇させることは難しいですし、そのような勉強方法は現実的ではありません。中学一年生のうちから過去に履修した単元を復習することにより、長期的に学習内容の定着を図ります。

3.高校入試問題の形式に慣れる
高校入試や、中学校で実施される実力テストでは、「○○のようにする理由を書きなさい。」「資料から分かることを書きなさい。」のような論理的思考力,資料分析力を問う記述式問題も出題されます。問題の形式や難易度から、問題に困惑する生徒は多いと思います。
自家製練習問題は、問題文の言い回しや形式などを、これらを模したつくりとなるように作成しています。日頃から高校入試形式の問題に慣れておくことにより、平常心を保ちながら高校入試に臨めるようにするねらいがあります。

4.効果的な自習
例えば、嫌いな単元も含めて自習するAさんと、嫌いな単元を避けて自習するBさんがいるとすると、どちらの自習が学習効果が高いでしょうか? これは、Aさんの自習の方が学習効果が高いでしょう。自家製練習問題を利用することで、塾にBさんのような生徒がいる場合に、嫌いな単元も含めて自習するように促すことができます。
また、どの問題も、解く手順はある程度決まっています。多くの練習問題を経験すると、問題を見たときに、例えば「この問題は、この法則を使って解くことができる。」と解く手順の見当をつけることができます。このような “問題を解く方法の引き出し” を増やし、あらゆる問題への対応力を強化して参ります。

5.得意・不得意な単元の把握
答え合わせをする際に、生徒ごとに正解,不正解になりやすい単元の傾向が見えてきます。この自家製練習問題は、数多い生徒たちの「この単元は得意で、この単元は不得意。」「この単元の理解が不十分なため、この先の単元の問題が解けない。」などの状況を把握するためのツールとしても役に立ちます。不得意な単元を重点的に学習指導することにより、その生徒に適した方法で、点数力を底上げすることができます。

これからも、無償学習塾における高校入試対策を充実させて参ります。

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