ザルツブルグまで来たからには素通りできないのが街の東側に広がるザルツカンマーグート。美しい山々と点在する湖周辺はサウンドオブミュージックの舞台として有名なオーストリアの湖水地方。夏場を中心に観光客はもとよりハイカーやバイカーも多く、この国きっての人気エリアであります。
そんなザルツカンマーグートの南東、一番奥まった場所にあるハルシュタット湖畔の街、ハルシュタット。世界遺産に登録され、さらに某近隣国の映画の舞台になったことで(って、私自身は観てませんが)数年前からアジア系観光客がこぞって立ち寄るようになりました。
ちなみに湖畔には可愛らしく被写体にはもってこいの家が並んでいるし、お土産屋さんもいっぱい。自宅をギャラリーにして手作りの品を置く店が多く見られます。
さらに湖に面した岩山の奥には街と共に世界遺産に登録された3000年も昔の岩塩鉱があるほど、ザルツブルグとならぶ塩の街。なのであっちにもこっちにも塩、塩、塩。ただ街一番のお土産品であることは間違いないのでしょうが、いかんせんここは人気の観光地。よってザルツブルグあたりに比べてもお値段は高めです(汗)。
ところで同じように土産物屋の店先に見られるブタの貯金箱。昔々ドイツで同じような記事を書きましたが、ドイツ語圏では昔からブタは幸運を招く、または多産であることから福を増やす動物として考えられているんです。なのでブタの貯金箱は結構ポピュラーなんですよ〜 ♪
それにしても今回久しぶりに湖畔を歩いていたら、なんと某国のカップ麺を販売する店(その場でお湯を入れてくれる)を発見してびっくり仰天。なにもザルツカンマーグートの奥座敷にまで来てカップ麺食べなくても・・・。っていうかこんな場所で売らなくても・・・。そう思ってしまったのは私だけでしょうか、ねぇ？
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