Il Volo Infinito

映画ブログ『黄金色の日々』別館 イタリアのテノールトリオ IL VOLOの部屋 他にミュージカル部多少

6月は一斉に花開け

2020年03月14日 | IL VOLO、他

現地で11日の今夜、カリフォルニアのサン・ラファエルで行われるはずだったコンサートが中止になったそうです。
むろん、あのウィルス君たちのために。
この分だと北米の残り2回、ラストは15日のベガスも危ないんじゃないか。

楽しみにしてた人々は本当に残念だけど、日本も現在エンタメほぼオールクローズ。
未曽有のこの事態は、どんどん世界に広がっている。

何より三人の愛する母国イタリアがのっぴきならぬ事態に。
彼らも家族、友人、親しい人々をすごく心配してるでしょう。
帰れるのかな。帰ると今度は出れない気がする…。

スケート関連も、国際大会を含め中止の決定。イルボロが出る?と思われた「ファンタジー・オン・アイス」も、開催は5,6月ですが、チケットの発売が4月に延期に。

ぶっちゃけ、私はイルボロは来ないと思ってます。私の見解でなんの情報もないよ!
イタリアの現状があっても、働ける者は逆に頑張って稼いで貢献した方がいいだろうけどね。自分たちの10周年記念コンサートも中止が出てるのに、ゲスト出演で来るとも思えない。ファンタジー自体、上海公演を含め先の状況次第でしょう。

こんなこと言って、恐怖心をあおるつもりは毛頭ないけど。終息にはかなりかかると踏んでいる。なにせ世界中。一つの国が頑張って減らしても、今や世界中に人は行く。
だからメリケンの親分がお触れを出したわけで(言い方)
多少の抑えは効いても、無理だと思うけど。

全世界が一団となって、向かわなければ無理だと思います。

すでにヨーロッパでは、差別や国同士での醜い争いが出ている模様。アジア諸国の方が助け合う気持ちがある。発症があの国だからって、そこを責めてても始まらない。
これからの時代、どこで何が起きるか、なんの未知の病気が発症するかわからないよ。


さて、ここからはちょっと違う方向へ。
宝塚が数日公演を再開してまた中止したことがバッシングされていたり、エンタメすべてを無くして人の心を暗くさせてもパチンコ屋とオリンピックはそのままかとか、マスクの有効性とか、デマに惑わされてのトイペ&ティッシュの買い占めとか、学校閉鎖での子供と親のストレスと危機感とか。
山程論議されてる問題は、私なりに思うところはあるけど、とくにあげません。

今回のウィルスは、地球の自浄作用だと思ってる派。地球にとっちゃ、もう我慢ならんレベルに身体がかゆくて痛いんだと思うね。

現に中国の経済がストップして、ものすごい勢いで大気汚染が減っている。

https://twitter.com/goando/status/1234126744749109249

これを思うと、今回のウィルスが無くなっても、次のが出てくる。

もうなんにせよ、飽和状態なんだよね。世の中がどんどん豊かに便利になってるはずなのに、人の時間は反比例で無くなり、疲れている。
あまりにも忙しくストレスの多い世の中で、それを慰め紛らわせてくれるものもまた、溢れてる。
私にとって○○はただのエンタメじゃない、生きがい!という人は多い。〇に何を入れてもいい。その生きがいを奪われて、どうやってストレス過多の日々を乗り切ればいいのか、気力がわかないという声も聞こえる。

でもさ、それって実はおかしいことだよね。
仕事や子育て、家事、人付き合い、etc。それらの幾つが組み合わさっているかは人それぞれだけど。毎日が大変。辛すぎる。だけど大好きな○○が待ってることで、頑張れる。

一見、皆してることだよね。けれどそれも「過多」なんだよ。

楽しみはあった方がいい。私もエンタメ好き人間。こんなブログをやっている(笑)
でも、それらがなくなったら、それも一生じゃなくて数週間、1か月、数か月だけでも耐えられないとしたら。
エンタメを奪い去られたことを、お上を、ウィルスを恨みまくり気力を失うより。

ストレスだらけの生活と人生を見直す方が先なんじゃないか。

できりゃ苦労はない、言うが易し、家族が、子供が、老親が、仕事が…。
そう、簡単にはいかない。
でも、少しづつでも変えていかなきゃならない。
大きな災害がある時は、社会全体の仕組みが変わるきっかけになる。9年前のあの日から、生き方を変えた人は多くいる。
今回は世界規模。つまり世界が変わらにゃならん時に来てると感じます。

だからこその、出れない、籠っている状態に持ってかれている。気を紛らわすものをどんどん奪われてる。

自分の人生、これでいいのか?と問い直す機会を与えられている。

生活に、人生にゆとりがあれば、のべつ幕無しに楽しいものがないといられない状態にはならないと思う。こう書くと、エンタメに従事してる人はどうなるんだ!と言われそうだけど。
沢山の技能や才能を持った人たちが、馬車馬のように働いても天変地異で破産、なんていう綱渡りな仕組みしかないのも、やはりおかしいんだよね。

永遠に続くものはない。自分たちがかろうじてすがりついてきた仕組みも、変わる時が来る。変わらなければならないような出来事が起きる。
どうするかは、自分が決めること。一人一人が、本当に望んでるのは何か、考える時だと思う。

うちは下町で、スーパーいく途中に大きめの公園があるのね。
今すごいよ。子供が遊びまくり。外出は控える? ここじゃ適応されてない(笑)
親も来てる。ママチャリがずらーっと出口近辺に並んでる。
小さな丘と野原があるんだが、シートでピクニック、ミニテント張ってるうちもvv

お母さんはマスクしてるが、子供はほぼノーマスク。そりゃしないよ。駆け回って顔真っ赤にしてる。縄跳びしながら走ってる女の子、サッカーしてる男の子、大縄跳びで5人ぐらいで飛んでるの、何年ぶりで見たか!(10年単位か) 半袖の子も多い!
お父さんもちらほら。自宅待機かテレワークの合間か、子供とフリスビーしてる。4組ぐらいいた。
遊具子供が鈴なり(笑)

そりゃ野外だって感染リスクありますよ。遊具を使った後は、手洗いさせた方がいいでしょう。だけどあの元気さ! めちゃくちゃ楽しそうで、みんな笑ってる。公園突っ切る間に、3人のお子が私の脚にぶつかってきたvv

お母さんたちも心配そうではあるけど、シートに座っておしゃべりしながら見守ってる。子供たちが笑いながら駆け寄ってきて、消毒シートで手を何度もぬぐい、おやつをあげてるママたちも笑顔になってる。

心配で外に出せない親もいるだろうし、そもそも仕事で預けるしかない、そんな公園近くにない場合もあるだろうが。
あれ見てると、この子ら免疫力最大だよ、ウィルス入っても心配ないよと思う。

ウィルス撲滅ばかり言われてるが、別の見解も出てる。人の方がそれに慣れるしかないという方向。私もそれを取る。
この子らは確実に、ウィルス飼えるしなんともならないと思った。

おうちやゲームが好きな子もいるでしょう。けれど大半の幼児は、親が見守る中で思いっきり友達と遊べる状態、極楽だよね。デ〇ニーや映画ド〇えもんに行かなくても。
私が子供の頃は、勝手に遊べだった。親が塾の送り迎えなんてなかった。
時代が変わり、外は危険だらけ。けれど子供も大人も、身体はほとんど変わってない。
娯楽が増えれば、試してみたくなる。でも人間の身体も楽しみも、本来はシンプルなんですよ。何でも多すぎると害になる。

脱線してきましたが、まあ言いたいのは、軌道修正がすべての人、国に求められてるのではということです。
コロナ前とは決して同じ状態にはならないと思う。でも悪いことだけじゃない。在宅ワークやテレワーク、自分で起業する人も増えていき、満員電車も緩和されていく。そんな未来もありではないかと。
経済を回すのも、前とは違うやり方を求められてるのでは。

かく言う私は、ほぼ家におりますv 在宅でもできる仕事だけど、激減してます。焦ってもしょうがないので、本読んだり断捨離したりしてる。うちはテレビ機自体が無いのでワイドショーで何が大騒ぎされてても存じまへん。ニュースはネットで1記事読めば充分。

前回のタイトルをまたもじりましたが(笑) 終息だか吸収だかわかりませんが、6月には状況がプラスに転じてくれたらいいなという願いです。
イルボロは6月中旬~7月中旬が東欧を主にパリ、ドイツをまわり。8月末から12月頭まで、イタリア国内を飛び飛びに回る予定。4月~6月初旬は中休みとアジアミニツアーという名のスケートコラボの予定だったのかな。そして10月から11月の半ばまでが出てないので、その頃に日本での再コンサートの予定かと思われ。るが。

どうなるかわかりませんねえ(^^;

オリンピックを含め、先のことはわかりませんよ。この先どうなるかなんて誰もわからない。でもこの先どうしたいか。それを考えるのは自分だよ。

イタリアへエールを送ります。

 

☆3月14日追記
三人は残りのコンサートをキャンセル。帰国したそうです。

ご家族が待ってる。みんな頑張れ。日本も頑張ろう!

 


コメントを投稿