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ヒドリガモ飛翔/鳥を写す価値観と、写した写真の自己評価

2019年01月05日 | 野鳥・鳥類


ヒドリガモは、 色々な場所で普通に見られる種類。

なので、 鳥を写すことの目的が (珍しいとかで)ありがたがられる種類を見た『証拠』を 多くコレクションして自慢するための世界に暮らしていれば、 写そうとする価値は低い種類だろう。
一方、 写真を撮ること自体が目的での被写体として 鳥を撮る人が 狙う鳥に求めるのは、 ありがたがられる種類であるか ないかよりも、撮りたい“期待する画”が狙えるのかが重要で、 ありきたりにいて ありがたがられることもない種類に 多くの時間を費やすことは よくあること。
この2つは、 鳥を写すことへの価値観が違う 別の世界。

また、 そのどちらでも、 自身が“期待する画”のレベルが低ければ、 状況の良い悪いも関係なく シャッターを切っては、 その ただ「写した」だけのことを 撮影に『成功』したと いつでも喜んでいられる。
でも、 “期待する画”をより高いレベルでイメージするようになると、 ただ「写した」だけではなく、 飛翔写真では 被写体が高速で移動して 角度・光の入り方・背景が変化する中で 形のタイミングも 全てが良く揃わないと 喜べる画にはならない。
なので、 撮った写真に求めるレベルが高いほど、 ありきたりにいる種類だからといって “期待する画”の撮影に いつでも『成功』できるのでは なくなっていく。


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