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著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

303:すっぴん

2020-10-20 | 新・知だらけの学習塾
303:すっぴん
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「すっぴん」の意味は、説明する必要はないと思います。どんな漢字なのかな、と調べてみました。「素」は容易に想像ができます。問題は「ぴん」の漢字です。
 いろいろ考えているうちに、「別嬪(べっぴん)」という美称が浮かんできました。べっぴんは、特別に良い品が本来の意味で、「別品」という表記で用いられていました。それが美しい女性について用いられるようになり、「別嬪」と書くようになったのです。(「おもしろ由来辞典」参照しました)

「嬪(ひん)」を辞書で調べると、
――律令制における天皇の後宮の一。皇后・妃・夫人に次ぐもので、四、五位の位が授けられた。定員四名。(大辞林)
とありました。すっぴんは、長い歴史のある言葉に由来していたのです。
山本藤光2018.01.15


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