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ローリング・ストーンズ/スルー・ザ・パスト・ダークリー

2019年02月14日 | ロック

今日も「ロック」

ローリング・ストーンズのベスト盤「スルー・ザ・パスト・ダークリー」を紹介する。

1969年9月12日発売

 

US盤(レーベルABKO)11曲入り

UK盤(レーベルDecca12曲入りと曲目が異なる。

今はUK盤が廃盤のようだ。

今回はUS盤を紹介。

 

ブライアン・ジョーンズに捧げたアルバム。

 

この時期にはギターの「ブライアン・ジョーンズ」脱退後、死去した。
1969年7月3日 享年27歳

替りのギターには「ミック・テイラー」が入団した。

 

※アルバムタイトルのThrough the Past, Darklyの意味

新約聖書「コリント人への第一の手紙」13章にあるフレーズthrough a glass, darkly(「鏡を通して見るように、おぼろに」の意)のもじりと思われるそうだ。

この八角形ジャケットのレコードはめずらしい。

当時、レコード店では見たが子供だったのでLPがなかなか買えなかった。

EP盤を何枚も持っていて曲目が重なるので余計に買わなかった。

買っとけばよかったのにと今は悔やんでしまう。

 

帯が無かったので自分で作製してみた。
通常の帯より斜め掛け分長さが長いので難しい。

タイトルを「スルー・ザ・パス・ダークリー」にしたが、オリジナル帯では「ホンキー・トンク・ウィメン」になっている。
お遊びで作ったので世界に一つしかない。

 

参考としてオリジナルの帯とライナー。

帯タイトルが「ホンキー・トンク・ウィメン」になっている。

ライナーも八角形。

 

帯がない状態のA式ダブル・ジャケット。

左下が亡くなった「ブライアン・ジョ-ンズ」

 

写真撮影は「イーサン・ラッセル」

 

 帯の裏にはストーンズ50周年記念のロゴをあしらってみた。

 

本当のジャケット帯。

「名盤LP100撰」シリーズ盤

八角形ジャケットで復刻された。

 

 SACD用のDSDマスターを使用していると思う。

200gの重量盤

ストーンズのアルバムの中では、かなり高音質と思う。

オリジナルと比較してないので分らないが、カッティングが良いのかは判断できない。

 

 静岡の東洋化成でレコードを作製している。

 

ジャケットの曲順がレコードの曲順とは異なる。

11曲入り

ライナーノートには曲順が違うおことわりがある。

 

上記がUK盤の曲目
1曲US盤より多い。

レコードB面を見ると内周がもう1曲入る余裕はある。

イギリスとアメリカではレコード会社の考え方が違うのだろうか?

なぜか曲数がUS盤は1曲UK盤よりいつも少ない気がする。

 

一番聴きたい「黒くぬれ」が入ってない!
シタールという楽器をブライアンが演奏しているのに!

 

このUK盤の方が、B面1曲目が「STREET FIGHTING MAN」となっており私は好きかな。

US盤B面1曲目は「HONNKY TONK WOMEN」である。

 

レコードA面 曲目

6曲 26分56秒

 

レコードB面 曲目

5曲 17分27秒

 

やはりB面の方が7分29秒も時間が短い!

 

 ジャケット裏面

 

見開きジャケットの状態。

八角形なのでレコードなどは入れにくいし、復刻盤のライナーノートが八角形になっていないので入れることが出来ない!

 

 

 ジャケットの「ブライアン・ジョーンズ」

 ブライアンのみ目を開いているのが悲しい。

 ジャケット内側にはブライアン・ジョーンズへのメッセージが書いてある。

 

 レコードラベル

 なかなか面白いデザインと思う。

 

 ライナーノートは見開きで記事も多い。

 

 

感想

ベスト盤は今回のが2作目で、1作目のベスト盤よりブルース色が強くなくよりヒット曲な感じがする。

曲調がストーンズとしては分りやすく聴きやすい名演。

レコードの音質はかなり高音質で、B面の「ホンキー・トンク・ウィメン」のドラムが始まるところの重低音はすごい!

この重低音はリスニングルームや装置によって聴こえ方が違うのではないかとも思う。

中古レコードでは八角形にジャケットをカットしてない普通の四角レコードジャケットや、綺麗なオリジナル・ジャケットがなかなか無かったりするので復刻盤の綺麗なジャケットも有りだと思う。

自作帯はなかなかかっこよく出来たのではないかな。

自分としてはストーンズのアルバムの中ではよくレコードを取り出して何回も聴くアルバムである。

名盤。

 

では、また。

 

 

 



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