古代日本の歴史を謎解き

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10代崇神天皇から15代応神天皇の真実

2018-10-07 16:25:58 | 歴史
既にここの天皇とは事実は異なるでしょう。
この時代に天皇と云う考えはありませんので
呼ぶのであれば、大和国の王と云うことになります。
そして気になるのが、3人の 神 の文字を持つ天皇、皇后
古墳時代の出来事であり、文字がありませんので
大和国に伝わる伝承が神話として登場させている。
神話に域に達する記載
・日本武尊
 兄を握るつぶすほど怪力の持ち主
 父景行天皇に嫌われる。
 16歳の時に熊襲建兄弟九州征伐に出される
 女装して熊襲建を倒した際に 建(タケル)の名前をもらう。
 ヤマトへ帰ると、次は東征を命令される。
 東京湾を渡る際には、海が二つに分かれて歩いて渡る。
 東征に成功したが、帰路で亡くなり白鳥となり大和へ戻る。
・神功皇后
 身重の状態で出産を遅らせるために石でお腹を冷やす。
 朝鮮へ出兵、三韓征伐を成し遂げて帰国
 応神天皇を出産

背景(私の想像)
10代 崇神天皇(やはり神の文字を持つ天皇)
大和国の先祖となる国王で3世紀末の複数の人物で
奈良の平定を行った。
11代 垂仁天皇
倭姫命を皇女とする話で後の神道、神社制度に不可欠な人物

12代 景行天皇
倭姫命に天照大神の御杖代として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て伊勢の国に入り、神託により皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建を依頼
日本武尊の父親
13代 成務天皇
日本武尊と兄弟である、天皇家に使える日本武尊が天皇の命令に従い全国を征伐する関係を表現
14代 仲哀天皇
皇后である神功皇后は朝鮮半島の三韓を征伐
倭の五王の記述では、征伐は失敗しているが
日本の歴史書では、朝鮮半島を征伐したことにしている。
15代 応神天皇
5世紀末の伝承、大和朝廷は近畿(大阪、奈良から滋賀、近江まで)の連合国となっている。
応神天皇も複数の国々王であり、次の継体天皇が近江の王で大和朝廷を引き継いだ。
古事記などでは6人の天皇を紹介していますが
実際は、古墳時代(3世紀後半から5世紀)まの近畿(奈良を中心)にした伝承を
神社神道の事実と合わせるために組み込まれたフィクションではないでしょうか。


 

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