老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

目の見えない人は世界をどう見ているのか

2020年12月04日 | 読書一般

( kindle版あり )

「【福岡伸一氏推薦】

<見えない>ことは欠落ではなく、

脳の内部に新しい扉が開かれること。

テーマと展開も見事だが、

なんといっても、

やわらかで温度のある文体がすばらしい。

驚くべき書き手が登場した。

【視覚障害者との対話を通して、

「見る」ことそのものを問い直す、新しい身体論】

◎ 内容紹介

私たちは日々、

五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――から

たくさんの情報を得て生きている。

中でも視覚は特権的な位置を占め、

人間が外界から得る情報の八~九割は

視覚に由来すると言われている。

では、私たちが最も頼っている

視覚という感覚を取り除いてみると、

身体は、そして

世界の捉え方はどうなるのか――?

美学と現代アートを専門とする著者が、

視覚障害者の空間認識、

感覚の使い方、体の使い方、

コミュニケーションの仕方、

生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。

目の見えない人の「見方」に迫りながら、

「見る」ことそのものを問い直す。

◎ 目 次

【まえがき】

【本書に登場する主な人々】

【序 章】見えない世界を見る方法

【第1章】空  間 ―― 

 見える人は二次元、見えない人は三次元?

【第2章】感  覚 ―― 読む手、眺める耳

【第3章】運  動 ―― 見えない人の体の使い方

【第4章】言  葉 ―― 他人の目で見る

【第5章】ユーモア ―― 生き抜くための武器

◎ 著者プロフィール

伊藤亜紗(いとうあさ)

1979年東京都生まれ。

東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。

専門は美学、現代アート。

もともと生物学者を目指していたが、

大学3年次より文系に転向。

2010年に東京大学大学院人文社会系

研究科基礎文化研究専攻

美学芸術学専門分野博士課程

を単位取得のうえ退学。

同年、博士号を取得(文学)。

日本学術振興会特別研究員などを経て

2013年より現職。

研究のかたわら、

アート作品の制作にもたずさわる。

主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、

あるいは身体の解剖』(水声社)、

参加作品に小林耕平《タ・イ・ム・マ・シ・ン》

(国立近代美術館)などがある  」(内容)

( kindle版あり )

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