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( kindle版あり )
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「【福岡伸一氏推薦】
<見えない>ことは欠落ではなく、
脳の内部に新しい扉が開かれること。
テーマと展開も見事だが、
なんといっても、
やわらかで温度のある文体がすばらしい。
驚くべき書き手が登場した。
【視覚障害者との対話を通して、
「見る」ことそのものを問い直す、新しい身体論】
◎ 内容紹介
私たちは日々、
五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――から
たくさんの情報を得て生きている。
中でも視覚は特権的な位置を占め、
人間が外界から得る情報の八~九割は
視覚に由来すると言われている。
では、私たちが最も頼っている
視覚という感覚を取り除いてみると、
身体は、そして
世界の捉え方はどうなるのか――?
美学と現代アートを専門とする著者が、
視覚障害者の空間認識、
感覚の使い方、体の使い方、
コミュニケーションの仕方、
生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。
目の見えない人の「見方」に迫りながら、
「見る」ことそのものを問い直す。
◎ 目 次
【まえがき】
【本書に登場する主な人々】
【序 章】見えない世界を見る方法
【第1章】空 間 ――
見える人は二次元、見えない人は三次元?
【第2章】感 覚 ―― 読む手、眺める耳
【第3章】運 動 ―― 見えない人の体の使い方
【第4章】言 葉 ―― 他人の目で見る
【第5章】ユーモア ―― 生き抜くための武器
◎ 著者プロフィール
伊藤亜紗(いとうあさ)
1979年東京都生まれ。
東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。
専門は美学、現代アート。
もともと生物学者を目指していたが、
大学3年次より文系に転向。
2010年に東京大学大学院人文社会系
研究科基礎文化研究専攻
美学芸術学専門分野博士課程
を単位取得のうえ退学。
同年、博士号を取得(文学)。
日本学術振興会特別研究員などを経て
2013年より現職。
研究のかたわら、
アート作品の制作にもたずさわる。
主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、
あるいは身体の解剖』(水声社)、
参加作品に小林耕平《タ・イ・ム・マ・シ・ン》
(国立近代美術館)などがある 」(内容)
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( kindle版あり )
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