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DX

2019-10-14 12:00:00 | 19期生のブログリレー
 事務局の佐々木晋です。こんにちは。台風19号は想像以上に激しかったですね。私のオフィスは川崎に近いので、多摩川や鶴見川沿いに住んでいる課のメンバーも多く、とても心配でした。報道によると越水で被害にあわれた方も多いそうです。お見舞い申し上げると共に、少しでも早く復旧できることを願っています。

 私の会社での取引先はアメリカの大手ITなのですが、つい先日証券アナリスト向けの説明会を行ないました。この説明会ではCEO以下各事業の責任者が、直近の事業状況から将来の構想まで説明しアナリストからの質問に応じます。この説明は私の事業部にとっても非常に重要なので、アライアンスを担当する私の部門は、内容を要約して事業部内に伝えます。説明会の様子はホームページに動画で公開されているのですが、全部で4時間ありますのでこれを全て英語で聞いて日本語で要約するのは一苦労です。

 そこで今回初めて字幕起こしアプリで英語のトランスクリプトを作成し、翻訳アプリで日本語に訳してみました。各アプリはクラウド上のAIで日々進化している(と思われる)のですが、英語字幕起こしの精度は80%ぐらい、日本語訳は3-40%ぐらいでした。従って人による手直しがある程度必要でしたが、ゼロから作業を行うよりはだいぶ楽でした。

 DX(Digital Transformation)という言葉が話題になってしばらく経ちますが、皆さんの仕事ではどれくらい影響がありますか?私は最近この分野に関心が高いので、RPAやAIをはじめ社内でチャンスあれば積極的に関わろうと思っています。実際に使ってみると今回のようにまだまだなところもありますが、近い将来DX的な仕事の進め方が当たり前になることを想像すると、まずは取り組むことに意義があると考えています。また、DXで実現出来ることを想像するとワクワク感が高まるので、自分も含めチームのモチベーション向上にも有効だと感じています。皆さんも何か成功事例等がありましたら是非教えて下さい。

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4 コメント

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Unknown (森(宏))
2019-10-14 16:41:17
証券アナリスト向け説明会なんて日本語からでも要約が無理です。
DXとか一番縁遠い職場(役所)ですね。
利用者に外国人も多くなっていますので、通訳を配置した曜日もありますが、いないときで困った場合「外国人総合相談センター」に電話を介して通訳してもらってます。
ポケトークくらい導入してくれ思います。
Unknown (佐々木晋)
2019-10-14 21:30:12
森さん、ディープラーニングが発展すれば、AIが要約する切り口も考えてサマリーまで自動で仕上げてくれるかもしれません。私の会社でも、外の世界と接点がない部門は、DXへの関心が低い(そもそも言葉自体も知らない)ことが多いです。
DX (廣瀬達也(19期生))
2019-10-14 23:17:25
英語の文字起こし率80%というのは結構高そうですね。翻訳が必要ないなら相当実用的な手段な気がします。

そして、DX。会社の特性上、「かなり影響がある」はずなのですが、個人的には言葉にイマイチすっきり理解できてい感じです。「なんか、またカッコいい言い方が出てきたな」と思うくらい。(これはマズイ・・)。
Unknown (佐々木晋)
2019-10-15 19:31:26
廣瀬さん、私も最初はDXという言葉にふわっとした印象しか持っていなかったのですが、色々具体的に取り組んでいると段々リアルに感じてくるようになりました。

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