今日はあたたかな優しい雨の夜となりました。
しっとりとした空気に体もゆるみ、
自然とリラックスしているようです。
体がリラックスすると心も自然と開きますから、
そんな感覚を楽しむのもこんな夜のお楽しみですね。
またこんな優しい雨の夜は瞑想にもぴったりだなと思います。
静かな夜や朝、昼間でも、
ちょっと時間を取って目を閉じて背筋を伸ばし、
ゆったりと呼吸に意識を向けたり、観察したりすると、
忙しい毎日でも自分の魂とのつながりが深まるので
おすすめです。
私は年に何度か瞑想セミナーを開催していますが、
（今年はまだ未定ですが春頃にと思っています。
過去のセミナーの詳細はこちら。
→「瞑想セミナー」「幸せを生きるセミナー」「潜在意識の声を聞くキネシオロジーセミナー」のご紹介 - 前向き気づき日記 ）
「瞑想をしていると眠くなってできません。
どうすればいいですか？」というのは
毎回いただくご質問で、
特に瞑想を始めたばかりの方からよく聞くお話です。
セミナーの中でもそれについて
色々お話をさせていただくのですが、
ここでも少し別の角度から書いてみたいと思います。
まだ瞑想を始めたばかりの頃は、
私もよく眠くなっていました。
別にその日瞑想を始める前までは、特に眠かった訳ではないのに、
瞑想を始めると数分であっという間に眠くなり、
もう全然起きていられなくて、
一時間どころか3分で意識が飛んで、コクリコクリ…。
これ、どうやって一時間とか瞑想できるの？
無理だー！っと思いました。
結果的にはそんな私でもしばらくすると眠くならずに
瞑想で集中することができるようになりましたから、
眠くなってできないから瞑想は無理、
ということはありません。
眠くなると言えば、
自分が興味がない話や退屈な授業中に眠くなる人は多いですね。
また本気でやろうと思って勉強しているのに眠くなったり、
仕事で早く仕上げなくちゃとパソコンに向かっているのに
眠くなったり。
寝不足や疲れているなどの場合をのぞいても、
人は何かをしている時に
急に眠くなることがあります。
私は、脳から発する電気信号の変化から潜在意識の声を聞く
キネシオロジーというテクニックを学び、
普段から使ったり、個人セッションもしていますが、
→キネシオロジー個人セッション ＜東京・大阪＞ - 前向き気づき日記 ）
そのキネシオロジー的に見ると、
そんな時、人はOFF状態で、
体のエネルギーの流れ（東洋医学での経絡）が
滞っています。
それは何かのきっかけや想像などで
瞬時に絶えず変化しており、
さっきまでと何かをやろうとした時では
全くエネルギーの流れが変わっていたりします。
また滞るエネルギーの流れも、一つの気の流れがOFFになるとは限らず、
多くの場合、いくつかの気の流れが
滞っていることが多いです。
（気の流れ、エネルギー、経絡は一つではなく
たくさんあります。）
時にはそのことを考えるだけで、
（実際に行動せず頭に浮かべただけでも）
エネルギーの流れがすべてOFFになることも。
そうなっていると、いくらがんばって
起きていようも抵抗しても無理ですし、
根性でやろうとしてもできないでしょう。
キネシオロジーではどの経絡の流れが滞ってしまうのかを調べ、
それを元の状態に戻す（調整すると言います）のですが、
（エネルギーの滞りを解消する）
そうすると同じことをしても眠くなりません。
これは見事なもので、
私もよくパソコン作業などでOFF状態になり、
やろうと思うのに眠くて眠くてできない時に、
自分でそれを調べて調整すると、
シャキッと頭がクリアになり、
スイスイできたりしますから、
人が眠くなるのは潜在意識の影響が
とても大きいことを実感します。
これの何が困るかと言いますと、
頭では、自分としてはやりたい、やろうと思って、
前向きに考えていることでも、
別に嫌なことではなく、
むしろしたいと思っていることでも
潜在意識がOFFになることはよくあり、
そうなると、やりたい、でもできない、という迷路に
はまってしまいます。
潜在意識がOFFになる原因をキネシオロジーで調べ、
それを解消することもできますので、
必要な方は個人セッションを受けていただくのも
おすすめですが、
ここでは自分でどうすればいいか、できることを書きますと、
瞑想で眠くなる時や、
勉強や仕事、やらなければならないこと、したいことなのに
どうしてもいつも眠くなってしまう時は、
エゴの抵抗であることが多いです。
エゴの抵抗は無自覚ですが、
変化を恐れ自分を守るため、
それをしなくていい方向に逃げる手段として
眠くなっていることがあります。
抵抗したり逃げたりする時は、眠くなる以外にも、
例えば、
体のあちらこちらが痒いような気がしたり、
雑念が次々と湧いてきたり、
突然悲しみや寂しさなどが湧いてきたり、
イライラしたり、
誰かを頭の中で（または実際に）批判し始めたり、
突然理性的になり
「こんな無駄なことをしている時間はない」などと思ったり、
頭が痛くなったり、
体の痛い部分が現れやたらと気になり出したり…。
そんな様々な現れ方で
やろうとしていることをやらないで済ませようと
エゴは働きます。
眠くなるのもその一つで、
エゴを手放した本当の自分になる恐れが無自覚であり、
瞑想をすることから逃げる手段かもしれません。
その場合どうすればいいかと言いますと、
眠くなった時に、
「これはエゴの抵抗だな。でも眠くてもやめないよ」と言い、
「エゴが抵抗しているのだなぁ。でも怖くないよ。大丈夫だよ」
と言いながら、
窓を開けて目を覚ますなどし、
深呼吸をしてもう一度瞑想します。
また眠くなると、
今度は軽くストレッチなどをしてまた瞑想をする、
ということを繰り返し、
それでも眠ってしまったら、
今度は起きたらまた瞑想をするようにします。
眠ても逃げられないとエゴに教えていくと、
不思議と眠くならなくなってきます。
これをやる時は、自分を責めたり、イライラしたりせず、
ただとにかく瞑想をすることをやめずに
続けていくといいです。
30分瞑想をしようとしたのに、
今日もまた途中でウトウトしてしまったなら、
それに気づいてから粛々ともう一度やる、という感じです。
私が25年前に瞑想を始めた時は
こんなことは知りませんでしたが、
当時の私は摂食障害を治したくて
そのために瞑想を続けようと必死でしたから、
エゴや潜在意識がどうなどは何も知らずに
そうやってひたすら続けていると、
ある日、「あれ？そう言えば眠くならなかったな」と瞑想後気づき、
以降、眠くならなくなりました。
エゴの抵抗だと知っていても知らなくても、
やることは同じですが、
「これはエゴの抵抗だな」と自覚をして
「ああ、エゴは私を守ろうとしてくれているのだなぁ。
でも大丈夫だよ。」と客観的に捉えると、
よりやりやすいように思います。
今日は瞑想で眠くなるのをどうしてなのか？
どうすればいいか？
というお話でした。
人は知れば知るほど不思議なもので、
無自覚で判断したり反応したりしていることが多く、
それは安全のため変化を恐れる本能からきていることも
多々あります。
それは悪いものではないですが、
自分が進みたい方向やしたいことと違っていることもあり、
そうなると本気でやろうとしても
なかなかうまくできなかったり、
最初の一歩すら出せないままになったりします。
瞑想を続けていくと、
そんなエゴの抵抗を手放していくこともできますが、
その瞑想ができないという人も多いです。
今日のお話を参考にしていただき、
眠くならずに瞑想ができるようになり、
本当に生きたい自分を生きていけますように。
p.s.
それでもどうしても無理だ、自分では難しいと言う方は、
個人セッションもありますのでご活用下さい。
→キネシオロジー個人セッション ＜東京・大阪＞ - 前向き気づき日記
和歌山市ではいつでも受け付けていますし、
東京でもまた春先？にやろうかなと思っています。
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