現在では当たり前に「うちわ」と呼ばれていますが、なぜ「うちわ」と呼ばれるようになったのでしょうか?
そしてなぜ音読みでも訓読みでも読めない「団扇」という漢字が使われているのでしょうか?
気になるうちわの語源と漢字について詳しく解説します。
団扇(読み)ウチワ デジタル大辞泉の解説 《「打ち羽」の意という》 1 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。《季 夏》「もてなしの―の風のやや及ぶ/汀女」 2 軍配団扇(ぐんばいうちわ)のこと。 3 紋所の名。1を図案化したもの。丸に団扇、桑名団扇などがある。
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日本文化いろは事典の解説 団扇はもともと、顔を隠して威厳を正す道具でした。庶民に普及してからは、団扇は暑さを和らげたり炭をおこすのには欠かせないものとして使われていました。現在ではこのような実用的な使用は少なくなりましたが、夏の風物詩としてお祭りなどで好んで使われています。 |
■うちわの語源
諸説ありますが、うちわは羽を使ってハエや蚊などの害を打ち払うことを指す「打ち」という言葉と、その道具である「羽」を組み合わせて「打ち羽(うちわ)」となったことが語源とされています。
害を打ち払うという行為にはハエや蚊などの虫だけではなく、病魔などの害を撃ち払う魔除けの意味合いも含まれていたそうです。
■なぜ漢字で「団扇」と書くのか
語源のままの漢字であれば「打羽」となるはずですが、実際には「団扇」という漢字が用いられています。
この団扇という漢字は、実はもともとは中国で使用されていた中国語です。
中国語で丸いという意味である「団」という漢字と、観音開きの開閉の際に風が生じる様子を表した「扇」という漢字2文字で、中国では「団扇(tuanshan:トゥアンシャン)」と呼ばれていました。
「打羽」という漢字が当初の日本では使われていましたが、次第に中国語の団扇を日本でも使用するようになり、現在でも団扇の漢字が使用されています。
これが団扇という漢字の由来です。
熟字訓(じゅくじくん)とは、日本語において漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたものである。それ故に、単字に分解してもそれぞれに熟字訓の要素は現れず、その読み方でも分節不可能なものが多い。 |
■お役立ち情報!「左団扇の語源」
団扇といえば、何の心配や不安もなく豊かで気楽な生活を送る様子を指す「左団扇」という言葉がありますが、この左団扇にも語源があります。
利き手が右手であることを前提とし、利き手でない左手を使ってゆったりうちわを扇ぐ様子は、仕事などに追われずゆったりした時間や生活を送っているように見えます。
その様子が「左団扇」という言葉の語源です。」という意味になったと言われています。
したっけ
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海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
(後略)
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すっかり忘れてました^^
うちにもいくつかあったはずです。
子どもの頃、母がうちわで静かな風を送ってくれてたことも蘇ってきます。
風情があっていいですね。
秋立ちても吹く風は熱風なんですよ^^
台風の影響みたいです。
そうですね。
昼寝の時に母が団扇であおいでくれました。
こちらも、秋立ちても12,13日は30℃超えの予報が出ています^^
したっけ。
豚の香取と団扇たてに団扇を用意してます
べつに使う訳ではないのですがお部屋のインテリアと
して
最近は素敵な団扇沢山売られてますね^^
母は七輪を使うとき渋うちわを使ってました
最近は渋うちわ貴重なのよねと言いながら・・・
最近は団扇は買う時代ですね。
昔は商店がくれました。
七輪で焼くサンマは美味しかったですね^^
したっけ。