囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

「思い上がり」に喝 16/了

2020年07月06日 | 雑観の森/心・幸福・人生

 

来たら来たまま去りゃ去ったまま

     とかく思案はみなくずじゃ

 

 

機知とユーモアの才覚 ~  余人をもって代え難しとはどういうものか ~ 賭博罪疑惑(賭けマージャン)のお粗末クンとの器の違い の話】

 

 


瞬間湯沸かし器、信長の沸点を

とっさに押し上げた秀吉の機知のお話。

いついかなる時も気働きを忘れぬ、とは。

 

         ◇

 

ある年の初め、

雑煮の膳についた時

どうしたことか

箸が一本だけしか付いていない。

これを見て、織田信長はサッと顔色を変え

「オイッ! これは誰がやったのかーー」

怒りをあらわにした。

 

座は、瞬時に凍り付く。


すると、

そばにいた木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が

「殿。それは今年から諸国をカタハシドリになされる、

という『お目出たい知らせ』にござります」

と申し上げれば、

さすがの信長も一本取られた。

思わず微苦笑するよりなかった、という。

 

 

 

 

この項、そろそろ ひとまず おしまい

皆様 おつきあいいただき

かたじけのうござります


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