嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 研いだ包丁をつかってみる 

2019-10-03 07:58:20 | 加齢なる遠足(爆)

どかーん。日本海へとやってまいりますた。新潟市の郊外。越後七浦と呼ばれる国定公園の一角です。このあたりは本州ではもっともまばらな海岸線といってよいでしょう(爆)。だあれもいないエリア、区間がそこら中にございます。

台風接近前の平日の昼間。予定がクリアなのはここしかねえ、というわけでフラリと出発いたしました。

現地には同様のことを考える方がいるかな〜、と思ったらそうでもなく、バイクが3台くらいいたのみ。そりゃあそうです。消費増税直後の平日の真昼間にフラフラしているのなんてロクなもんぢゃございやせん(自虐)。

それにしてもこのピーカン。気温、湿度は若干高めながら、屋根あきに障害となるものは何もございやせん。沖合には佐渡島が見えております。ちょーしこいてぶっ飛ばすのは地元の方々のメーワクになりますから、先行車に追いつかないようにペースに気をつけながら、それでもDレンジの5速で流します。

ポルシェ乗りのみなさまからは、そんな低回転ぢゃ、ポルシェ謹製のフラット6が泣くぜ、とのご感想を頂戴しそうですが、私もこのボクスターに乗るようになってからドライビングスタイルが変わりました。

MTモードの4に固定して回転計を2000rpm近辺にはりつけておいた上で、そこはかとないトルクを出し入れしながら、というのも楽しいのですが、こんかいのトクイチオートのスーパーチューンではもっと下からトルクがやってきます。

それこそ1300rpmくらいから湧き上がっているトルクを味わいながら、というのが最高。ううむ、仮にもポルシェのクルマなんだからさ、といいたいお気持ちは私にもわかりますが、これで十分。

加速が必要になった場合にも5のままキックダウンが起きないようにじんわりやっていると、そのままトルクが直線的に立ちあがって違法なゾーンに入ってしまいますからオソロシイ。上越から新潟まで、ざっと130kmほどはありますけど、都市部に突入する前にUターン。

こんどは上越までの130kmをお代わりしてきた、というわけっすよ(ばか)。

誰にもペースを邪魔されずに、アクセルだけではなく、気持ちまで解放できる。これ以上のドライブがありましょうか。ボトムエンドからトップエンドまで、さまざまなシーンで味わってまいりましたけれど、疲れもまったくなく、フシギなくらい。

ううむ、この仕立てはなんというか麻薬的。といって悪ければ、病みつき。今日も出かけたいわ、と。

 

 


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