読書の森

凄い小説は遠くなってしまいました


古書展では、三冊購入しました。

富岡幸一郎が著者の『すごい小説』はまず題名に惹かれました。
打ちのめされるようなと、副題がついてるのも興味ありました。
昭和初期から平成にかけての純文学から、読者を圧倒する魅力を持った50冊をよりすぐりで選び、解説したものだそうです。
パラパラめくると解説されてるのは読み応えのありそうな小説ばかりです。

書評で紹介した宮部みゆきの『火車』もすごい小説50冊の中に入ってます。
たっぷり楽しめて、ブログネタになるのでは、とかワクワクして買ったのです。

ところが、読み進む内に文字通り「打ちのめされて」しまいました。
確かにすごい、でも今の私には重過ぎたらしい。

著者は執筆時40代です。
すごい小説を読んでも耐えられるキャパシティが有るのです。
私、ちょっともうダメ。

著者の紹介文の一例を挙げます。
小島信夫『抱擁家族』 妻がアメリカ兵と姦通した!戦後最大の問題作。
高橋和巳『邪宗門』 歴史を駆け抜ける宗教的狂気をあぶり出す、戦慄の終末文学。
野坂昭如『骨餓身峠死人葛』 彫琢の日本語と奔放な想像力で兄妹相姦の地獄絵図を展開。

ちょっと怯んでしまいました。

年取るともっと穏やかな小説を求めるものだと、やっと身をもって理解致しました。



これは、以前に食べていた朝食です。

厚切りトーストにバターとハチミツ、トマトジュース、ミルクココア、ヨーグルトフルーツのせ。

今はもっとあっさり済ませましたが、大体このパターンの朝食です。
子供の頃から、朝はパン食でした。
食パンの耳を甘い紅茶に浸して食べるのが好きでした。

天候不順が重なった後、この頃珍しく食欲がございません。

食事も年取るとあっさり系になるのでしょうかね。




今日は晴れ間を見て、洗濯ができました。
洗濯物があまり綺麗になっていないので、洗濯槽クリーナーで洗濯槽洗浄をしました。
ついでに普段しない拭き掃除もしました。

部屋をスッキリさせたいです。

空もスッキリしないかなあ、と願います。
『スッキリする小説』なんて題名の本でもみつけましょうか?

とりあえず、食欲のないのを味方にして、スッキリスマートを目指そう。
でも、痩せると、膨らんでたところがしわになり易そうで怖いです。



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