いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
主人公
2004年の気付きのビフォア・アフターで、大きく変わったことの一つが、「言葉」に対する感覚です。
この感覚の変化をどのように伝えたら良いのか、いまだ的確な言葉が見つからないのですが、本当に、本当に、大きく変わったことの一つです。
それは、「ネガティブな言葉」が「ポジティブな言葉」に置き換わった、だとか、「言霊を意識するようになった」とか、そういうことではありません。
「言葉を知らなかった」という事実に、非常に驚いたのです。
いえ、もっと正確に言えば、「言葉を知らない」というよりも「言葉が指しているものを知らない」ということでした。
それまで、様々な言葉をなんの疑いもなく使っていました。
たとえば「愛」。あるいは「神」。そして「命」。
言葉は知っているのに、その言葉が何を指しているのかを知らないということに気づき、とても変な気持ちになったのです。
どうでしょう。
あなたは「愛とは何か」「神とは何か」「命とは何か」と尋ねられて、答えることができるでしょうか?
僕には、できませんでした。
それなのに、知ったつもりで生きてきた、そのことに、驚きがあったのです。
「命を失う」と言いながら、その「命」が何なのかもわかっていない。
でも、わかっていないことに気づくこともなく、「失う」と思っている。
もしも「私」が「命」を失うのであれば、「私」は「命」ではなく、その「保有者」ということになる。
では、命ではないその保有者、私とは、一体なんのことなのか。
どれほど雲さんに『探したところで見つからないよ』と言われても、その意味がわからず、モヤモヤしていました。
そういった事を切っ掛けに、僕は辞書や語源を紐解くのがとても好きになったのです。
このブログでも、ちょいちょい、辞書からの引用が出てきますでしょ?
それは、そういうことがあったから。
で、昨日の夜。
渋谷での対面セッション中にそのエピソードの一つを思い出して、お話したんですね。
その言葉は、『主人公』。
すっかり「物語の主役」を意味する言葉として定着しているこの「主人公」ですが、元をたどると禅の言葉なのだそうです。
禅でいうところの「主人公」は、「本来の面目・すなわち仏性」を指すそうです。
僕たちは、「私」が「私の人生の主人公」という感覚になっているわけですが、この「主人公」という言葉をよくよく見てみると……
人生の「主人は私」などとは書かれておりません。
また、「主人は仏」とも書かれておりません。
なんと、「主人は公(おおやけ)」と書かれているではありませんか。
「公(おおやけ)」とは、「個の立場を離れて全体に関わること」となります。
ねぇ、やっぱりなんだか『ワンネス』の話になっていく。
「気づいたら、個がなくなりワンネスに溶け込む」のではなく、「気づいていようがいまいが、ずっと、主人は公だった」。
最近、こんな妙な気づきを迎え、変な感覚に苛まれる方、あるいは、そういった気付きはないが、「何かが違う」という違和感にとらわれている方が増えてきているようです。
ここ数年で、そういった方々との出会いや、ご相談を受ける機会が、本当に多くなりました。
でも、大丈夫。
結局全部を動かしている主人は、「私」ではなく、やっぱり「公」ですから。
*****
さて、本日は毎月恒例の三鷹でのお話会です。
これまで通り、事前のご予約などは不要です。
参加費はお一人様2,000円となっております。(10月の増税以降は、料金を改定させていただこうと思って入ります。)
ご都合がよろしければ、ぜひ遊びに来てください!
平日のお話会「月イチ☆」
◎8月9日(金)19:30〜(開場は19:00) 東京:三鷹産業プラザ 703会議室
/
その他、インフォメーションいろいろ
\
平日のお話会「月イチ☆」
◎8月20日(火)19:30〜 名古屋:ウインクあいち 1008会議室
◎8月21日(水)19:00〜 大阪:大阪産業創造館 会議室B
参加費:東京2,000円、大阪・名古屋2,500円
上記、平日のお話会は事前のご予約は不要の当日会場受付となります。
お気軽にご参加ください。
*****
【日時】9月16日(月・祝) トークライブ 14:00〜/アフターパーティ 17:00〜
【会場】Nagatacho GRiD SPACE0 ルーム
【出演】白石泰三・堀内恭隆・雲黒斎
※詳細・お申し込みは【こちら】からお手続きいただけます。
**********
カウンセリングでも、セラピーでも、コーチングでもない、雲 黒斎とのプライベートトーク。
このセッションでは、どんなテーマにも囚われず、あなたの望むまま自由にお話を進めていきます。
これまで雲 黒斎のブログや書籍、トークライブなどに触れた事で生まれたアレコレに対する疑問から、
個人的な話題にいたるまで、1対1で90分間じっくりとお話します。
お話を伺いながら、気づきや、深刻さから抜け出るヒントをご提供いたします。
東京の平日、ナイト&ホリディに続き、名古屋・大阪での受付を開始しました。
月イチのお話会でお伺いする日程のみで、お受け出来る枠に限りがございますが、ご都合が合いましたらご利用ください。
詳細・お申し込みは【こちら】から
←応援してくれるのは、やっぱり「私」ではなく、「公」なんですよね。
この感覚の変化をどのように伝えたら良いのか、いまだ的確な言葉が見つからないのですが、本当に、本当に、大きく変わったことの一つです。
それは、「ネガティブな言葉」が「ポジティブな言葉」に置き換わった、だとか、「言霊を意識するようになった」とか、そういうことではありません。
「言葉を知らなかった」という事実に、非常に驚いたのです。
いえ、もっと正確に言えば、「言葉を知らない」というよりも「言葉が指しているものを知らない」ということでした。
それまで、様々な言葉をなんの疑いもなく使っていました。
たとえば「愛」。あるいは「神」。そして「命」。
言葉は知っているのに、その言葉が何を指しているのかを知らないということに気づき、とても変な気持ちになったのです。
どうでしょう。
あなたは「愛とは何か」「神とは何か」「命とは何か」と尋ねられて、答えることができるでしょうか?
僕には、できませんでした。
それなのに、知ったつもりで生きてきた、そのことに、驚きがあったのです。
「命を失う」と言いながら、その「命」が何なのかもわかっていない。
でも、わかっていないことに気づくこともなく、「失う」と思っている。
もしも「私」が「命」を失うのであれば、「私」は「命」ではなく、その「保有者」ということになる。
では、命ではないその保有者、私とは、一体なんのことなのか。
どれほど雲さんに『探したところで見つからないよ』と言われても、その意味がわからず、モヤモヤしていました。
そういった事を切っ掛けに、僕は辞書や語源を紐解くのがとても好きになったのです。
このブログでも、ちょいちょい、辞書からの引用が出てきますでしょ?
それは、そういうことがあったから。
で、昨日の夜。
渋谷での対面セッション中にそのエピソードの一つを思い出して、お話したんですね。
その言葉は、『主人公』。
すっかり「物語の主役」を意味する言葉として定着しているこの「主人公」ですが、元をたどると禅の言葉なのだそうです。
禅でいうところの「主人公」は、「本来の面目・すなわち仏性」を指すそうです。
僕たちは、「私」が「私の人生の主人公」という感覚になっているわけですが、この「主人公」という言葉をよくよく見てみると……
人生の「主人は私」などとは書かれておりません。
また、「主人は仏」とも書かれておりません。
なんと、「主人は公(おおやけ)」と書かれているではありませんか。
「公(おおやけ)」とは、「個の立場を離れて全体に関わること」となります。
ねぇ、やっぱりなんだか『ワンネス』の話になっていく。
「気づいたら、個がなくなりワンネスに溶け込む」のではなく、「気づいていようがいまいが、ずっと、主人は公だった」。
最近、こんな妙な気づきを迎え、変な感覚に苛まれる方、あるいは、そういった気付きはないが、「何かが違う」という違和感にとらわれている方が増えてきているようです。
ここ数年で、そういった方々との出会いや、ご相談を受ける機会が、本当に多くなりました。
でも、大丈夫。
結局全部を動かしている主人は、「私」ではなく、やっぱり「公」ですから。
*****
さて、本日は毎月恒例の三鷹でのお話会です。
これまで通り、事前のご予約などは不要です。
参加費はお一人様2,000円となっております。(10月の増税以降は、料金を改定させていただこうと思って入ります。)
ご都合がよろしければ、ぜひ遊びに来てください!
平日のお話会「月イチ☆」
◎8月9日(金)19:30〜(開場は19:00) 東京:三鷹産業プラザ 703会議室
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その他、インフォメーションいろいろ
\
平日のお話会「月イチ☆」
◎8月20日(火)19:30〜 名古屋:ウインクあいち 1008会議室
◎8月21日(水)19:00〜 大阪:大阪産業創造館 会議室B
参加費:東京2,000円、大阪・名古屋2,500円
上記、平日のお話会は事前のご予約は不要の当日会場受付となります。
お気軽にご参加ください。
*****
【日時】9月16日(月・祝) トークライブ 14:00〜/アフターパーティ 17:00〜
【会場】Nagatacho GRiD SPACE0 ルーム
【出演】白石泰三・堀内恭隆・雲黒斎
※詳細・お申し込みは【こちら】からお手続きいただけます。
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カウンセリングでも、セラピーでも、コーチングでもない、雲 黒斎とのプライベートトーク。
このセッションでは、どんなテーマにも囚われず、あなたの望むまま自由にお話を進めていきます。
これまで雲 黒斎のブログや書籍、トークライブなどに触れた事で生まれたアレコレに対する疑問から、
個人的な話題にいたるまで、1対1で90分間じっくりとお話します。
お話を伺いながら、気づきや、深刻さから抜け出るヒントをご提供いたします。
東京の平日、ナイト&ホリディに続き、名古屋・大阪での受付を開始しました。
月イチのお話会でお伺いする日程のみで、お受け出来る枠に限りがございますが、ご都合が合いましたらご利用ください。
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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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37兆2000億個かっこはたらく細胞よりかっことじもの細胞さんたちの
『公の力』で、『この体』って成り立ってますからねー。
『どれかひとつの細胞だけ』という『私だけの力』で
成り立ってる訳じゃないですもんねー。
でも、『公の力』が発揮されるには、『私』という『個性』が集まることが
必要でもある・・・でしょうか?
『公の力』を実感するため、『私』という『個性』は産み出されたと言える・・・でしょうか??
いろいろ指しても、『それ』は『私の』であって『私』ではないですもんね。
「『私の感情』を感じている自分」が『私』だろうと思ったところで、
丹田意識してセンタリング取ってそれを天地につないで、
その「『私の感情』を感じている自分」を抜いてみようと
思ってみると、抜けてしまう・・・と言うか、
それまでの感情にハマっていただけとわかってしまうから、
不思議な気持ちになるんです。ほんのちょっと今さっきまで、
確かに『苦しさを感じていた私』なのに、今は『落ち着いてる私』だったりする、
と言うかと言うか、その『両方とも』を『同時に』感じていることが
わかったりする。「あー、この『空間』が『私』か」と思ったこともあるけど、
『空間』も、『感情』とかのエネルギーに埋められ、変化するので、
「こんな不安定なのが『私』な訳無い」と思ったりして。
そのうち、たまーにですが、『重い感覚』が、一瞬にして『軽い感覚』に
『裏返る』ことがあるのにも気付いて、
今のところ、「そーいうことかなぁ~?」と思ってます。
それが、この記事の表現だと、
『私』は『公』で、『公』は『私』。
『私即是公 公即是私』とも言えるでしょうか。
『私即是私』なんて、『公』見失って
『私同士』で混乱している場合じゃないのは、確かだろうと思ってます。
10年ほど前、会社を倒産させて自己破産、息子が事件に巻き込まれて朝の5時に警察官が訪問し、次男が事件を起こして学校を転校させ、息子の事件の犯人逮捕に1年以上掛かり、刑事裁判、民事裁判と年月を費やし、がむしゃらに生きてきました。
そんな時、アベさん、黒斎さんのブログや本に助けられました。
せっかくお会いできましたのに、ご挨拶も出来ず申し訳ありません。
体現は無いですか、本日もわかりやすくて納得でした。
もう、それで良いのでしょうね。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
雲さんというのは守護霊なのでしょうか?
私も数年前から声が聞こえるようになったのですが、その声は色々な存在を経て、私が本当のことを知りたいというので、あなた自身ですよ。といいいます。ですから、小さな神様と名前をつけましたよ。その声は必ず私の為になることしか言わないのでやはり私を大切に思う自分自身なのかなあと思っていますよ。黒斉さんが私と同じような人なのかと思い本やブログ読ませていただいていました。これからも応援しています。私もブログに書かせていただきますね!
不定期のレイディオは、分かりかけ~から
忘れかけ~になりそうですよ。
お忙しいそうなので、なかなかお二人のスケジュール
調整も難しそうですね。
でも、レイディオ期待してますよっ。
人類がみ~~んな我を捨てて本来の”わたし”に気づくことを一生懸命に考えてブログで発信してくれてたあの頃!神様が与えてくれたウンコクサイさんの使命!!!
それを読むのが大好きだった!
もっともっと大事な事、私たちは、我を捨てて本来の自分を取り戻す事が大事なんだよ!!って!
それを伝えるのが使命だったと思うなぁ~~
同じことくり返してブログで伝えることが「飽きられる?」と思うけど、それを伝えるためにうんこくさいさんはいるんだから、何度も何度も同じことでもいいんじゃないかな?
昔の、ブログが大好きだったなぁ~~
人は悟っても、継続は難しい
でも、うんさんの初心の心(みんなが悟れるように)っていう思いをもっと大切にしてほしい
居間のブログはなんの興味も持てないや
ごめんなさい