Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

慢心や惰性を管理し、自分にとって旬ではないことも精一杯やることでかえって自由になった

2019-06-09 14:16:04 | しごと・キャリアのこと
2014年から4年ほど企業研修の仕事を少し抑制していました。

フェルデンクライスやマインドフルネスのことに専念したためです。
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また昨年から、出張生活になり、東京在住の頃とは登壇先は大きく変わりましたが、基本的には6年ほど慣れ親しんだパターンに戻っています。

このパターン化された生活に戻るにあたっては、自分ではよくよく考えたのですが、結局「Go!」となったのは、

「今までやって来たことを全く封印することが果たして世の中に役に立つのだろうか?」という問いを何度も繰り返した結果です。

見えてきたのは、「自分が本当にやりたいこと」ではなくて「自分が本当に役立つこと」をするということでした。

この決断をした時、

「自分が本当にやりたいことが、世の中の本当に役に立つとは言えない」

おそらくまだ完成度を高める道半ばで、まだそういう時期でもない、この状態でゴリ押ししていくほど自分はタフじゃない、

そんな気持ちでした。

元々の気質、勝てない戦はしないって囚われが出てるようにも思うけど、建設的に判断しているとも思える。

「やりたいことをやる」ってのも自分のエネルギーをぎゅーっと投入して、ワクワクして楽しいと思えれば、理想っちゃ理想。

でも

それが、我利我欲から立ち上がってくる行動ならどこかでぶつかるし、そうでなくとも、いろんな障害物が立ちはだかる中で、八方塞がりになるくらいなら、

私は、求められること、本当にニーズがあって役に立てることを精一杯やろうと思った。

で、

ある程度、自分の中で完成というか統合できている仕事の質をもっとよくする、

マイナーチェンジして提案力を高めていくって仕事も悪くないし、

不思議なことに、前よりも「自由になった」という実感があるくらい。

結果的には全然「あり」だった。

しかも「自分が本当にやりたかったこと」もじわじわ進んでいて、どっちかというと「どっちもやれている」んじゃないかと思う。

結局、

「自分が本当に役に立てる仕事」を選んでも、「自分が本当にやりたい仕事」もできているじゃないか・・・

なんという幸せなこと!

慣れ親しんだ仕事がつまらなく思えるそんな時が訪れたら、自分でその仕事が新鮮なものになるように、全く畑違いのことを学んでみる。

私の場合は、それがパラレルでできた訳ではないんだけど、

自分の仕事をよりよくしていこう、誰かの役に立とうと思う気持ちがなかったら、慣れ親しんだ仕事は色褪せる。

50歳を過ぎて、「完成度を高めていく仕事」と「新しく切り開いていく仕事」の両方を持ちながら、結果的には、自分が育つフィールドも自分で見つけていく

そんなお年頃だなとしみじみ思うのでした。

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