テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:九州ぐらし
久留米市でありながら、筑後川を越えて、佐賀県側に飛び出している長門石地区をさるいてみました。
1604年(慶長9年)に筑後藩主田中吉政が 筑後川を直線状に掘削する工事を行い、長門石は佐賀県側に突き出たような形の島となったそうです。 長門石にある長門石本村八幡宮です。 ここには市指定の民俗文化財の碇石。 そして、庚申板碑というものがあります。 拝殿に行く途中にある太鼓橋。池には水はありませんでした。 猿田彦大神の石碑がありました。これからも庚申信仰が神道の猿田彦神とも結びついていることが推し量れますね。 こちらが本殿です。 本殿の横にある板碑が「庚申板碑」(→→→こちら)です。 本殿の後ろに碇石の標柱がありました。 本殿の裏にあるこの石が碇石だそうです。 地元の伝承によれば、この石が長門国の田(現在の山口県)から運ばれてきたので「長門石(ながといし)」の地名起源になったと言われています。 本来、船の碇として使用されていたこの石が、後に船をつなぐための舫石(もやいいし)に転用されたのではないかと思われます。 【つづく】 人気ブログランキング 久留米市長門石地区さるき(その1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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