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カテゴリ:海外旅行
■2018.7.14(土)
ウォルサムストウ(Walthamstow)にウィリアム・モリス・ギャラリー(William Morris Gallery)はあります。 (地下鉄ヴィクトリアラインの終点・ウォルサムストウからバス) 近くの建物には、モリスの顔の絵と有名な柳の葉っぱのデザインが。 モリスが住んでいたという印のブルー・プラークが! 階段は2つあって、▲この家の主人家族や客が使うのと ▼使用人が使うのに分かれていた。 「モダンデザインの父」と称されるモリスが、1848年から1856年までの多感な青年時代を過ごした家で、1950年に美術館としてオープン。 2013年にはイギリスの「ミュージアム・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたこのギャラリーは、なんと入場無料! モリスをよく知らない人にも分かりやすいディスプレイや、 息抜きできるカフェも併設された、とても充実した美術館です。 館内には、モリスの人物紹介コーナーの他、自身がデザインした壁紙、生地、タペストリー、家具の実物が200点以上もディスプレイされており、超間近で素晴らしい作品を見ることが出来ます。 ▲トイレはウィリアム・モリス、デザイン! ▲トイレの内側。▼ ▼床も! ウィリアム・モリスのデザインはどれも職人の技術と情熱が感じられる、味わい深いものばかり。 どことなく、わびさびも感じられ、日本人にはとても馴染み易いのです。 そして、普通の美術館と違う点は、写真のような分かり易い展示。 左側は、モリスが生きたヴィクトリア朝時代の典型的な大量生産型のインテリアで、一見高価に見えますが、よく見ると質が粗悪。 一方、右はモリスが提案したデザイン。 一見素朴ですが、実はとても手が込んでいるのです。 隣り合わせて比較すると、モリスのデザインの特徴が一目瞭然。 今から150年も前に、大量生産・大量消費社会に警鐘を鳴らし、モノづくりの原点を教えてくれたウィリアム・モリス。 その思想やデザインは、現代のモダン・デザインや、20世紀日本の「民芸運動」の重要なルーツとも言われています。 近年、日本の全国各地でもウィリアム・モリス展が開催され、モリスのタイムレスな魅力を物語っています。 ロンドンに来られた際は、是非、ウィリアム・モリス・ギャラリーで、モリスの世界に浸ってみて下さい。 (▲お土産に買ったギフトに付けるタグ。 6枚あったので、娘たちと2枚づつ分け、しおりにする。) 美術館のギフトショップには、そんな素敵なデザインのグッズがたくさん。 大人テイストのお土産としても素敵ですし、自分用にも色々買いたくなると思います。 どれも、きっと使えば使う程、愛着が湧いてくることでしょう。 10時から開館だと思って早く出てきたのに、12時まで待たされた。 (この日は、特別なおまつりが近くの公園であって、通り道になっているので、12時までまった。 ゆっくりお茶でもしたかったけど、2時間のロスだったので慌ててバスで地下鉄の駅へ。そこからヴィクトリア&アルバート館へ・・・。 ◎エンリコホテル◎ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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