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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

情から契約へ

2020年07月14日 | 社内事情

先日法律事務所に勤める友人と飲んでるときに

彼が

最近は労働関係の訴訟が爆発的に増えてる

そう言ってましたね。

実際にはトラブルが増えてる訳では無く

労働者の意識が変わり

泣き寝入りしなくなってる

そんな話しでした。

給料の不払いとか

あるいはサービス残業

また不当解雇等々

いまでは皆訴訟に持ち込まれますが

少し前までは泣き寝入りしてたんですよね。

ですから

経営者としては

同じ事をやってきたのに

今はいきなり内容証明が届く

そんな時代になって来た訳です。

まぁしかし私も昔勤めてましたから分かりますが

以前の零細企業は

経営者は社員を使用人

そんな感じに思ってる人

たくさんいましたね。

私自身それに嫌気が差して独立した訳ですから

今の時代の変化は経営者でありながら大歓迎です。

本来企業と従業員の関係は対等です。

従業員は労働を提供して

会社はそれに見合う給与を払う

つまり契約関係にある訳です。

日本の場合は江戸時代の丁稚奉公と主人

この関係を引きずってますから

ある意味パワハラだらけだった訳です。

つまり情で結ばれた関係から

契約関係

この変化が今の時代です。

私が経営者でありながら

その方が楽だと言うのは

情でつながると

どうしても使用人を一生面倒見る

こんな関係になるのです

ところが契約関係になれば

規則に沿って

人事は淡々と処理する事ができます。

当社の場合は情でつながると

皆私より若い社員ばかりですから

一生面倒見ると言う対価が与えられないのです。

ですから

元々契約関係でしっかり雇用関係を築く

こんな風になります。

 

いずれにしても

この流れは

もう止められませんので

昔のような感覚の経営者は

早めに意識改革

欠かせませんね

まぁしかしそうなる前に

今の時代は

感情が支配する会社に入って来るまともな人はいませんからね

私自身

今にして思うと

妻を会社に入れなかった

これが生き残れた大きな理由

そう思っています。

小さな会社で

情でつながる権力者が二人いては

社員はたまったものではありませんからね?

若いころ

良い反面教師を見せてもらったおかげです。

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