クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

初冬の榛名伯耆山  R-3- 11-29

2021-12-01 04:27:19 | 榛名山麓
本格的な冬の到来を予告するような朝の低温。
少し時間をずらせても容易に制限時間内で登れ
そうな低山の中を物色して榛名伯耆山のピストン。

伊香保経由で榛名湖方面に向かいカーブ17の
「林道蛇ヶ岳線」の入口に駐車。



ここから蛇行しながら西に向かう林道を約 1.4km
程度先の登山口に向かう。
周囲は鳥のさえずりも聞こえない森閑の道。
唯、落葉を踏むサクサクが聞えるだけ。



右手に五万石斜面の紅葉が陽に映えて見事な
晩秋のたたずまい。この山も年寄り向きの
低山だが登路が不明確な斜面登りで山頂の展望
皆無なので爺イはあまり好きではない。



五万石登山口前を通過、標識の類は設置されていない。



ここから林道は下り道になるが左山手斜面は「吹付工」
によって崩落止めがされている。



やがて登山口。小さな窪の出口の様な形の場所。



やや判り難いが直ぐ脇にカーブマークがあるから
丁度良い目印。登山口と云うより南進する峠道の入口。
林道をそのまま進めば「蛇ヶ岳」登山口でゆうすげの
道に合流する。



窪の中を僅かに進むと右の小尾根に向かう踏み跡。



小尾根を辿るのではなく乗り越えて尾根の右斜面の
小道に乗る。



峠道の途中まではこんな幅広で歩き易い。



後半細道で急登を進むと乗り越しの峠着。



乗り越しは林間を延々と辿って林道終点間際で
「蛇ヶ岳林道」に合流する。



右手は「獅子岳」への尾根。僅かの急登をこなせば
展望の利く岩峰を踏める。



伯耆山への尾根は反対の東向き。



途中の様子はyoutubeで。幾つものコブがあり雑木が
多いので摑まるには丁度良いが随所に付けられている
ブルー紐の目印に従えば立木の隙間を上手く抜けられる。

伯耆山



何とか頂上台地に着く。峠から1時間もかかってしまったが
今の心肺能力ではこんなものかもしれない。
健常者の二倍くらいだろう。



手前に朽ち果てた標識が捨てられもせず丁寧に
樹幹に括り付けてある。素材・穴の開け方から
みると昔の爺イの作品?



現存の標識は二枚。「達筆さん」と呼んでいる
白塗り金属板のは昔からここの主だ。



展望の期待もせず北を眺めてビックリ仰天。
北方の雪嶺が見事に目に飛び込んだ。
小枝に邪魔されている筈なのに北面が解放されていた。
何とも御馳走さまだが付近を見て複雑な気持ち。




付近の雑木が乱暴にへし折られているので窓が開いたのだ。
管理者なら切り口も鮮やかに刈り取る筈だ。
かってハイキング初期の頃、ベテランさんから山では
濫りに草花を採取したり樹木を折ったりするなと
云われていた爺イとしては内心穏やかではない。



休憩・軽食の後に本日の爺イ。すっかり冬支度。



帰路は転倒を警戒して慎重に下るが往路同様に
フルー紐のお世話になった。峠まで25分、
これが健常者の登り時間?
獅子岳もパスして無事に林道へ降り立った。



さっきとは違った角度から見る五万石。余り嫌わないで
何時か訪問しよう。




そして今日も無事に駐車場所に帰着。



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