無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然堆肥の切り返し&下仁田ネギの自家採種

2021-11-14 07:55:58 | 日々の自然菜園

オンライン自然菜園セミナー

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昨日は、1週間前に自然菜園スクールで仕込んだ、自然堆肥の1回目の切り返しに安曇野に行ってきました。

山は紅葉でとてもきれいでした。(写真は撮り忘れました)

完熟自然堆肥を造るコツは、1回目の切り返しのタイミングとお世話にあります。

今回は発酵がはじまってちょうど1週間~10日後の切り返しのタイミングです。

 

気温15℃で、表面の温度は35℃以上だったので、無事発酵が進んでいたようです。

仕込んでから3~4日で45℃以上になっていないと、材料の配合や水分量が悪かった証拠です。

 

保温・保湿用の使い古した通気性のあるブルーシートをはがすと、糸状菌や放線菌が膜をはって繁殖しておりました。

 

7合目の深さ20~30㎝の温度を測ると、35℃前後。

連日の昼間の温かさで、発酵が順調すぎるぐらい過発酵に発酵し、水分切れで失速した感じでした。

 

1回目の切り返しでは、発酵ムラを水分を補いながら切り返しを行っていきます。

今年もボランティアスタッフの福田さんが、切り返しに駆けつけてくれ、二人で切り返しを行いました。

 

 

途中乾いているところに水を加えながら、隣の場所に切り返しを行います。

最初に積んだ場所が腐敗しないように、クン炭を撒いておきました。

 

再度、保温保湿の絨毯などを巻いてから

1回目の切り返しが無事終了しました。

今回は予想以上に発酵が進んで乾き始めていたので、ギリギリの切り返しで、近くに住んでいたら、

3日前の大雨の際に、ブルーシートなどをはがして、吸水させておけばベストでした。

 

最初の切り返しは、表面温度40℃以上(中心温度55℃を下回った)時に、空気と水を補給する間隔で、切り返すと、最小限の加水だけで済むので、高温発酵で乾燥しきる前に行うのが最高です。

 

今回は、高温発酵が終わって1~2日後といった感じで、ギリギリでした。

今回は乾いたところに、全体で100ℓ位加水して、10%位の米ぬかも補いながら、発酵が進んだところとまだ発酵していないところが混ざり合うように、切り返しを行いました。

次回、最終回の12月のスクールで3回目の切り返しを予定しているので、参加される生徒さんと一緒に、切り返しのコツを伝授したいと思います。

 

完熟たい肥を造る際に、初期1~2カ月間に、高温発酵を維持することで、病虫害をなくし、草のタネも焼き、より高品質な完熟堆肥づくりができます。

 

ボランティアスタッフさんがお世話をしてくれていた「下仁田ネギ」立派です。

 

今回は、自家採種することにしたので、ひきぬき、左から大きい(太い)順にならべ、選抜しました。

 

選ばれた10本を3~4本ずつ一緒に固めて植えていきます。

これで来年越冬すると春先にネギ坊主ができるので、自家採種できると思います。

これからの時期お鍋に、美味しいネギが入ると嬉しいですよね~。

 

次回自然菜園スクール安曇野校【最終回】は安曇野地球宿さんで1泊2日の忘年会

12月4日(土)共通 AM:堆肥の切り返し、野沢菜収穫&洗い、蕎麦作り
PM:1年の振り返り
※菜園ランチあり
12月5日(日)共通 AM:餅つき(きな粉作り)、お飾り作り
※菜園ランチあり

 


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