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短編:想いのメモリ<22>クラス担任と部活の先生に感謝

2022-01-20 12:59:07 | 短編小説:想いのメモリシリーズ


ボクは逃げ足が速いというか、50メートル走、100メートル走は、いつも3位以内にはいってたメモリがある。
そして体育の授業で50メートル走、100メートル走では1位になると記録を更新していた。
それを知った陸上部の先生から声を掛けられて陸上部の部活で走ってみないか?と言われた。
何で陸上部と一緒にやらなきゃいけないの?って思ってた。
他の3人も同じ思いであったと思う。
先生の言うことはきかないとねって言われてたって陸上部の友達が言ったんだ。
ふざけるな!ボクは体操部と水泳部にはいってるのに陸上部の先生から陸上部に入るよう言われ頭にきた。
本当に毎日がへとへとで、それはそれでよかったと思う。
ボクのあふれる感情、燃え上がるっていうか、全てが疑問だらけで、へとへとになることでその感情を抑えてたと思う。
マラソン大会が開始、トップの方で走りはじめた。

マラソン大会の時にはペースを崩そうとする子もいて無理な走りをして倒れる子もいた。
最終に近づくと泣きながら走る子もいた。
それをみてると、ばかばかしくなったんで、泣きながら走る子に声かけして一緒に走ろうっていって一周遅れの子達と一緒に走り一週多く走ったメモリがある。
低学年の時は一番が良いんだって思ってたけど高学年になると、そうは思えなかった。
教員室に呼ばれたようなメモリ、よく覚えてないけど陸上部の先生にどうしてあんなことしたんだった聞かれた。
ボクは何も答えなかったメモリがある。
このときから陸上部の先生が嫌いになった。
でもねクラス担当の先生は、頭をなでてくれた。
どのくらいの期間はメモリはないが、給食の時その先生はボクを横に呼んで一緒に食事をしていたと思う。
ボクの様子を見ていたのかな?自由がどんどんなくなってくと思った。
一番にならなくてもいいだよねって言ったら「そうだね」って一言のクラス担当の先生の言葉。
あと「友達いっぱいいるからいいんだよ」って言ってくれたと思う。
その後は体操部を辞めて水泳部だけに入ってた。
水泳部の先生から大変どうだから1つの部活にしたらどうか?と言われた。
「どちらでもいいから」って言われた。
ボクを気遣ってくれたんだと思う。
そして水泳部だけにして記録更新して選手に選ばれた。
今考えればクラス担任と部活の先生に感謝してる。

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