カテゴリ:江戸川
江戸川上流域、春日部大凧揚げが開催される近くに、東光山大王寺がある。右岸土手下の墓地に、石仏と無演供養塔が並ぶ。5つのお寺を統合して、昭和30年に創立された真言宗豊山派の寺院。本尊に大日如来像を安置。本堂は、寛政3年(1791年)に建立され旧宝蔵寺の建造物。
複数のお寺が合わさっているの、で境内には山門(仁王門)、六角堂、鐘楼堂など点在している。珍しいものに、「虚無僧塚」もある。この辺り(宝珠花村)は、江戸時代、編み笠と尺八を吹きながら、全国を行脚した虚無僧らの拠点だったのだろうか。 正観世音菩薩の石像も立っている。観音霊場のひとつのようだ。「武州葛飾郡新秩父三十四観音霊場」の16番札所とされる。1番札所は杉戸の「延命寺」、34番札所は岩槻の「妙音寺金剛院」。多くの地域に、寺院を回る巡礼道がある。
写真1 東光山の山門。 写真2 仁王門と吽形像。 写真3 大王寺本堂と彫刻。 写真4 境内の様子と獅子像に囲まれる鐘楼堂。 写真5 観音像と板石塔碑他。 写真6 石仏群と無縁供養碑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年06月01日 06時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[江戸川] カテゴリの最新記事
|
|