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第166回芥川龍之介賞・直木三十五賞 発表!

2022-01-19 | 本の紹介
今夜、第166回芥川龍之介賞・直木三十五賞の受賞作品の発表がありました!
「芥川賞」は、
砂川文次 『ブラックボックス』 (群像 8月号) 3度目
「直木賞」は、
今村翔吾 『塞王の楯』 (集英社) 3度目
米沢穂信 『黒牢城』 (KADOKAWA) 3度目 山田風太郎賞

3作品共に「3度目の正直」での受賞となり、おめでとうございます!

芥川賞の受賞が決まった砂川文次さんは大阪府生まれの31歳。
大学卒業後に自衛官として勤めながら小説を執筆、2016年に『市街戦』で新人賞受賞しデビュー。
今は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続け、芥川賞は3回目の候補での受賞です!
受賞作の『ブラックボックス』は、新型コロナウイルスの感染が拡大している世の中で、
荷物を自転車などで運ぶ「メッセンジャー」として働いている男性が主人公だそうで、
私はまだ読んでいないので、これから読むのが楽しみです♪

注目していた直木賞、私は候補5作品を全て読了してから発表を迎えたかったのですが、
2作品は読了し、500ページ前後の大作3作品を並行して読んでいる途中でした。
受賞作2作品は私の注目作、どちらが?と思っていたら両作品の受賞でおめでとうございます!

直木賞の受賞が決まった今村翔吾さんは京都府出身の37歳。
ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て、
2017年に『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューしました。
直木賞は2018年に発表した『童の神』、一昨年の『じんかん』に続いて、3回目の候補で受賞!
前の2作品もとても良いと思っていたので、今回の受賞は私も嬉しいです♪
受賞作の『塞王の楯』の舞台は戦国時代、
武将たちの活躍の陰で城の石垣作りに命をかける職人集団「穴太衆」を描いた歴史小説で、
序盤に、何ともう1冊の受賞作『黒牢城』の題材である荒木村重の有岡城が登場します!

直木賞の受賞が決まった米澤穂信さんは、岐阜県の出身で43歳。
大学生のころからウェブ上に自分の作品を発表し、
2001年に高校生が主人公の『氷菓』で角川学園小説大賞の奨励賞受賞で作家デビュー。
2010年『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、2014年は短編集の『満願』で山本周五郎賞、
2014年『満願』、2015年『真実の10メートル手前』に続き3回目の候補で受賞!
私は『満願』『王とサーカス』『いまさら翼といわれても』『本と鍵の季節』等読みましたが、
受賞作の『黒牢城』は、戦国時代の荒木村重と黒田官兵衛を題材にした歴史小説です。

ちょっと苦手な大長編の歴史小説に苦戦中でしたが、この2作品を読む勢いがつきました!!

今日のお昼ごろ学校裏の土手から見た空は東西に筋状の雲が走っていて、とても綺麗でした!
 
群馬の山々の向こう、新潟や長野の山は真っ白です。
 
浅間山はますます白くなっています。
諏訪に住む叔父からは、最低気温がマイナス10℃で全面氷結した諏訪湖の写真が送られてきて、
今年は久し振りに「御神渡り」が見られそうな寒さだそうです。

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