ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

エリック・クラプトン Eric Clapton - Forever Man(1985年の洋楽 Part17)

2021-04-29 21:20:42 | '85年洋楽
1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart17はEric Claptonの"Forever Man"。
最高位は4月27日付の1週のみの26位。年間チャートは圏外でした。

Eric Claptonですが、ロックファンはもちろん、洋楽ファンの皆さんならご存知ですよね。私より詳しいと思います。
言うまでもなくギターの名手。偉大なるギタリストです。また、渋いボーカリストでもあり、ソングライターでもあります。

1960年代からすでにスーパースター。ヤードバーズからクリーム、ブラインド・フェイス、デレク&ドミノスと、伝説のグループを渡り歩きます。
ソロ活動でも、アルバム『461 Ocean Boulevard』で全米No.1、シングルでもこのアルバムに収録されたボブ・マーリーの曲"I Shot The Sheriff"でこちらもNo.1となります。

その後も、77年にはアルバム『Slowhand』が2位を記録、シングルでも78年に"Lay Down Sally"最高位3位、81年には"I Can't Stand It"が最高位10位などなど、コンスタントにヒットを続けます。
Eric Claptonの凄いところは、94年にリリースしたアルバム『From the Cradle』が再び1位を記録、シングルでも92年に"Tears in Heaven"が2位となるなど、90年代に入ってからも大人気、ヒットを続けます。
現在76歳で、今は活動を停止したようですが、2019年にも来日公演がありました。息の長い偉大なミュージシャンです。

この曲"Forever Man"ですが、9枚目のソロアルバム『Behind the Sun』からのファーストシングル。
曲の作者はJerry Lynn Williams。ロックシンガーであり、この曲の他にもクラプトンの曲を複数手掛けています。

クラプトンのシングルヒットとしては、ここのところいまいち私の好みではないタイプの曲が続いていて、私にブログにも久々の登場になりました。この曲はカッコ良かった。PVも良いですねー!ギターもカッコイイです。
この曲の演奏は、Steve Lukather 、Jeff Porcaro 、Michael Omartianなど、さすがのメンバーがバックについています。

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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新旧ギタリストの共演 (hannah)
2021-04-29 21:44:19
星船さん、こんばんは。
確かE.Claptonが独自のレーベルDuck Recordを立ち上げた1stアルバムは83年の♪Money And Cigarrets♪だったと思いますが、それ以来のアルバムですね。
♪Slowhand♪以降はすっかりヴォーカリストになった感がありますが、そのあたりからもS.Lukatherとの新旧ギタリストの共演ができたのかも知れませんね。
Unknown (太ったボンジョビ( ´・ω⊂ヽ゛)
2021-04-29 22:10:55
83年のアガラロッケンローぅハアーー、はとりあげられてなかったですよね?
大物ファンの⭐⛴️さん、私のクラプトンデビューなのに…穏やかでシブいのに、と思っていましたが、記事を見て、そぅ!私のクラプトン筆下ろしはアナザーチケットをまたもや渋谷先生のサウンドストリートで聴いていましたよ。
シングルです、と録ったのがアキャンスターーンデイッでありまして、結構好きでしたよ。
でもそのあとのマイケルシェンカーバンドのハーフライブというアルバム紹介があり、そちらのイントゥジアリーナばかり聴いていたように思いますです。
しかしこのワナビーヨーフォーエバーマン、私が知る中では唯一に近い、ロックナンバーですよね。さすがメジャーギタリスト!曲も良い!
なのに中ヒットなのはサンタナのホールドオンみたいですね、あれも好きだったんだけどなー。こちらはブログを楽しませていただきました。
俺はおまえの永遠の男でいよう (音時)
2021-04-30 00:38:24
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/28926485.html
"俺はおまえの永遠の男でいよう"なんてクラプトンじゃなきゃ言えませんよね~。クラプトンのライブでもよく演奏されるカッコいい一曲になりました。
 作者であるジェリー・ウィリアムズはクラプトンプトン著の「エリック・クラプトン自伝」(P.315)では、"ジャック・ニコルソンに似ていて、スティーヴィー・ワンダーのように歌うという強烈な個性の持ち主"と紹介されていました。このジェリーですが、トップ40ファンの人なら知ってるデルバート・マクリントンの"Giving it up for your love"の作者でもあります。
 アルコール依存症とたたかって退院して音楽活動に精力を使っていたクラプトン。アルバム"Behind the Sun"レコーディング中に関係を持ったイヴォンヌとの間に、娘のルースちゃんが誕生。(まだパティと婚姻関係にありましたが) クラプトンは初めて父親になりました。
Unknown (blackmore1207)
2021-04-30 15:34:57
こんばんは。
クラプトンはこのアルバムから入りましたがやはりこの曲はいつ聴いても良いですね。テッドテンプルマンを迎えての追加セッションは後から知りましたがリンジーバッキンガムがリズムギターとは豪華でした。
またアルバムには大体1曲カヴァーが入りますがこのアルバムではエディフロイドの「Knock on Wood」でした。
92年「Tears in Heaven」ですがこの頃は周りはTLCなどのR&Bなどのなかで年間6位でした。これがきっかけで原点(ブルース)に戻ったのは正解でしたかもですね。
ロッドもグレイトアメリカン~で再ブレイクでしたし。
Unknown (ハリジョージスン)
2021-04-30 19:24:55
こんにちは。この時期のクラプトン、、ファンとは勝手なもので「クラプトンは70年代までだな」とか「こんなの僕の好きなクラプトンじゃない」とか「商業的に走ったな」とか、昔からのファンは好き勝手言うのであります。全員が全員そういうわけでは、ありませんが僕はどちらかというと、そう思ってました。でも60年代、70年代をスターとして駆け抜けたミュージシャン達には、この時代で自己表現するには、自分だけの力ではどうにもならない時代ではなかったでしょうか。特にクラプトン、ペイジ、ベック等、ギターサウンドが主流で多くのファンを魅了してきた70年代に比べてシンセサイザー等電子機器の発達や録音技術の向上で聴かせる側にも多様性が求められ加えてMTVの台頭等、以前とは比較にならないほどミュージックシーンが様変わりしたと思います。そのような状況でヒットを続けていくのは大変だったと思います。
で、この曲ですがアレンジは、当時の流行り風ですが、歌メロだけ切り取って聴くと、以前のレイラの頃と変わってません。要はアレンジ次第でいかようにもなる、というわけであります。
長々支離滅裂でスミマセン!
やっぱりギタリスト (星船)
2021-04-30 21:02:40
hannahさんこんばんは。
そうだったですね、アルバム『Money and Cigarettes』からは"I've Got A Rock N'roll Heart"が多少のヒットを記録しました。
私としては、渋いボーカリストとしてのクラプトンより、やっぱりギタリスト兼ボーカリストとしてのロックっぽい曲が好きでしたので、この曲が久し振りのお気に入りでした。
"Layla" を (星船)
2021-04-30 21:11:05
太ったボンジョビさんこんばんは。
うーん、残念ながら私は「大物ファン」ではなく、「シングルファン」なのですよ。
クラプトンも、私のブルグへの登場は実に7年ぶり、"Lay Down Sally"以来になります。
なんでこの曲が良いか、やっぱりロックなんですよね。この曲は"Layla" を思い出します。
クラプトンじゃなきゃあ (星船)
2021-04-30 21:24:49
音時さんこんばんは。
この曲はかっこいい曲でしたよね。歌詞も「俺はおまえの永遠の男でいよう」ですか。クラプトンじゃなきゃあ歌えない曲ですね。

そうですか、Delbert McClintonの"Giving It Up for Your Love"を作った人ですか。まあ懐かしいこと!
一発屋で、全米Top40ファンにしか通じない人ですね。
Lindsey Buckinghamのギター (星船)
2021-04-30 21:31:27
blackmore1207さんこんばんは。
このアルバム『Behind the Sun』ですが、当時は聞いたことなかったですが、今回聞いてみたら、"Something's Happening"は、やっぱりLindsey Buckinghamのリズムギターが目立ちますね。彼のギターは特徴があります。
また、"Knock On Wood"ですが、この曲は1979年にAmii Stewartがカバーして全米No.1ヒットになった曲ですね。
Unknown (サイコチキン)
2021-04-30 21:49:41
スターシップ様。今晩は。クラプトンのこの曲ですが、確かに『れいら~』とあまりかわらない。おおよそ…この頃からクラプトンはブルースといつもの勝ちパターンの二刀流 になったね。しかし、ギターの太っと~い音が堪らないので(ギターさえ聴ければ曲なんて、二の次ファンなのです)…構うもんかい…デス🎵…これだけ長く演り続けているんだもん。その時々…の旬なファンがいても、おかしくないよね。ジョージさんが知っておられそうですが…(笑)。ヤードバーズ以前のクラプトン…バンド名は定かではないですが、バリッバリ…のアイドルで、ベックやジミーにくらべると、まだ、まだ、ギターも下手で…金もなくて、いつもゴム底の靴を…ムギュ~…ムギュ~…と鳴らして歩くので、ついたあだ名は『ラバー・ソウル』だったそうです。もし…クラブ演奏の音源とか残ってたら…聴いてみたいな。…意外と、ジミーあたりがテープを持っていそうだね…!

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