Nikkoh の 徒然日記

ゲイ(=男性同性愛者)の Nikkoh が、日々の雑感やまじめなこと、少し性的なことなどを、そこはかとなく書きつくります

男女混合名簿について

2022-03-20 11:10:01 | 男性差別 V (社会の制度に関わること)

「男子が先」の刷り込みに配慮を 男女混合出席簿の導入進む 首都圏の小学校は9割超え 中学は25%が「男女別」:東京新聞 TOKYO Web

ジェンダー平等の観点から、公立小中学校で男女混合出席簿の導入が進んでいる。島しょ部を除く東京都内の区市町村と首都圏6県の政令・中核市計...

東京新聞 TOKYO Web

 
 

男女混合名簿に反対する気も無いし、強く推進するよう求める気も無い。 
別名簿にも混合名簿にもそれぞれの利点・欠点があると思うので、各学校において選択していけば良いものだと思う。 
(もちろん、トランス・ジェンダーの生徒への配慮は、言うまでも無く必要である) 
記事本文中より。
『男女別出席簿は『性別で分けられる』という意識の刷り込みにつながる。繰り返し、『男子が先』に呼ばれる影響は大きい』 
第1パラグラフは当たっていると思うが、第2パラグラフは違和感がある。
男子が優遇されていると言いたいのだろうが、名簿で先に記載されることがはたして "優遇" なのだろうか? 
その理屈が通るならば、「相川さん」は「和田くん」に対して常に優遇されていることにならないか? 
(名簿というのはたいていは五十音順であるから、相川さんはいつも1番で、和田くんはいつも最後になるだろう) 
ジェンダー平等を私も求めている。しかし、「女性のみが一方的に差別されている」という見方には賛同できない。
その見方そのものが "か弱き女性" というジェンダーバイアスに引きずられていると思うし、男性の被る数多の不利益や苦悩を隠遁し放置することにつながっていると考える。 
本当にジェンダー平等を求めるのならば、ジェンダーの不均衡な構造を "フラットに" とらえていく努力が求められると考える。
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