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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
弊社の6つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、不動産仲介業、卓球場、レンタル自習室、駐車場)には、どこにもネーミング(屋号)に私の苗字を入れていません。
苗字を入れているのは登記簿謄本だけです。 言ってみれば、屋号戦略。 カッコよく言えば、ブランドビジネス・・・です(笑)。 この発想は、長かった織物時代(繊維業界)のアパレルメーカーや繊維商社のヨーロッパの製品インポートのブランド戦略からヒントを得たのです。 会社名に拘っていれば、ニーズを細かく拾えない・・・という危機感です。 今のインターネット時代に大手はともかく、中小零細企業のネーミングや屋号に苗字を入れるのは不利です。 というか、ダメです。 何故か・・・? 特に弊社のような中小零細企業の店舗ビジネスは地域密着型なので、苗字を入れても「どこで?」ビジネスをやっているのか不明で、SEO的に検索上位に上がらないからです。 なので、弊社は「貝塚」「名越」「0724」という地域を示すキーワードを付けているのです。 本当は見栄を張って苗字を入れたいのは山々ですが、そんな事をすると商売あがったり・・・なのです。 見栄は横に置き・・・名を捨て実を取るのです。 曽祖父は水間の三重塔を建立した三ツ松の左甚五郎の分家筋である宮大工の名越の川岸仁左衛門の次男として江戸末期に生まれましたが、水間の楠右衛門(お夏清十郎物語のお夏の実家)から仁左衛門に養子に来ていた高祖父は次男に生まれた私の曽祖父を可哀そうに思ってか、曽祖父は合法的に養子縁組をして川岸から笹谷に苗字が変わって長男になった訳ですが、曽祖父のその「名を捨て実を取る」という行動によって日清戦争や日露戦争に行かずに済み、それによってこの160年間で何千人という膨大な数の我々子孫が生まれたのです。 曽祖父がその時に見栄を張って、養子に行くのはイヤだ・・・と言っていれば、祖父や父や私の存在はなかったのです。 そう考えると、令和の時代まで160年間も本家の2軒隣りの今の場所(トランクルーム貝塚「本館」)でずっと笹谷家が続き、私が生きていること自体が奇跡かも知れません。 今のSEO対策で「名を捨て実を取る」にしたのは、曾祖父からの家訓だったのです。 私が急にパッと閃いたのではなく、家にずっと続く家訓ですわ。 まぁ屋号だけでなく、WEBサイトのドメインもそれらのキーワードを入れています。 周辺の集客しか考えていなければ、苗字だけでもイイのですが、世界中から集客が可能なワールドワイドな現代では、あまりに勿体ないのです。 もちろん大手企業の代理店やフランチャイズでノウハウを金で買いビッグネームの恩恵を受けるという手もありますが、四季報を見れば一目瞭然で、実際には利益の多くを大手企業に吸い取られるだけです。 やはり業者を介せずにエンドユーザー直の商売で、規模は小さくても自分でブランドを立ち上げなければビジネスとしてナンセンスなのです。 孫正義さんが「仕事って、脳がちぎれるほど考えよ」とよく言ってますが、結局は人に頼らず自分で汗をかく事でしか儲からないのです。 普通に考えれば当たり前の話で、誰も他人さんの為に儲けさせるようなことは100%あり得ません。 まぁテナント誘致がメインの不動産屋になってしまった百貨店業界や総合スーパー(GMS)の凋落した姿を見れば・・・一目瞭然です。 という事で、ネーミング1つとっても慎重にならなければ、集客に大きな悪影響を及ぼすのが・・・今のインターネット時代です。 時代の変化に敏感にならなければ、明日は我が身です。 ![]() 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「貝塚名越パーキング」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025.02.12 08:46:22
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