新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

この様な時には鑑定を…②

2022年05月24日 | 四柱・その他
胎児にとってお母さんの胎中はとても重要です。
胎児はお母さんのへその緒を通して酸素や栄養等を吸収し育ちます。
また、胎中は一つの世界ですので、お母さんの心が安定し喜びを感じていると身体だけでなく胎児の心も安定して育つと思います。

四柱推命の変通星では、長男・長女に多い星(変通星)が比肩・食傷とも言えます(全てではありませんが)。
通常、女性が結婚すると夫のもとへ入ります。
新しい環境ですので、慣れるまでは不安があると思います。
また、最初の妊娠や出産も多少の不安を持つのは当然だと思います。
その不安以上の愛を夫から受けていれば良いのですが…
中には夫が仕事で忙しくて、妻の気持ちを受け留めきれない場合もあると思います。
その様な場合…胎児にとって、母体の環境は良いとは言えません。
不思議なものですね…
その様な中で生まれた赤ちゃんの命式を見ると、比肩や食傷(特に傷官)を持ったお子さんが多い様に思えます。
比肩は孤独性の星でもありますし、傷官は神経質な星でもあります。
その様な星を持って生まれて来る場合も多い様に思えます。

通常、3番目の子供を産む頃は、結婚生活も内外共に安定してくると思います。
その様な中での妊娠は、あまり不安は感じないかも知れません。
不思議な事に、その様な中で生まれたお子さんの命式を見ると…
比肩や傷官よりも、財星・官星・印星等が主体の星が多い様に思えます。

変通星の流れは1.比肩→ 2.食傷→ 3.財星→ 4.官星→ 5.印星の流れですので…
末っ子等の場合は、3番目以降の財・官・印の星をを主体に持つお子さんが多い様に思えます。
特に年をとって生まれた子供は印星が多いかも知れません。
印星は最後の星(変通星)です。そして印星(特に印綬)太過の命式は、身内から甘やかされる傾向が強いとも言われています。

赤ちゃんが生まれたら、一度命式を出してみて下さい。
星(天干星)の並びと、五行のバランスがどの様になっているかを知ると良いでしょう…。
商売に良い命式、勤め人に良い命式、スペシャリストの命式、あるいは経営者に良い命式等…
同じ親から生まれ、同じ家に住み、同じ様な物を食べて育った兄弟でも命式によって運や性格は違う事を感じると思います。
確かに、人間は環境からの影響も受けますが、みかんとリンゴとでは異なります。
お子さんが、どの様な命式(遺伝子)を持って生まれて来たかを知るのも良いと思います。
リンゴとミカンとでは育て方が異なるのですね…。

さあ、お子さんが生れた名前を付けると思います。
産まれる前から準備される方もおられると思いますが…
生れた年月日時から命式表を作成して、その命式に必要な五行の漢字を用いると良いと思います。
例えば…
女の子で、五行の火が必要な場合…
火は暖かいですし、明るいので…
温子や明子等も良いかも知れません。
火の持つ象意の漢字を付けると良いと思います。
五行の水が必要な命式の場合は…涼子さんなども良いかも知れませんね…
確かに字画も重要かも知れませんが、漢字の持つ意味の方が大切かも知れませんね…。

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新栄堂


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