岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

来年度用肥料の早取り、自己取り

2022年11月23日 | 百姓

令和4年11月23日(曇り)

今日は朝は強霜でその後は一日中、曇り空でした。朝は寒かったけど日中は気温15度と比較的暖かい一日で且つそうしやすかったですね。

午前中は土ネギの注文が入ってそれの収穫と袋詰めと配達で終わりましたね。朝はネギも強霜で白くなっていて畑で引き抜くのが大変で、葉が直ぐ折れてしまうので選別が大変でした。注文してきたのは隣村の婆さん2名なんだけど隣村にはねぎ専業農家さんがいて2ha程の規模で栽培しているんだけどそちらには頼まないらしい。同じ村の専業農家さんに頼んだほうが良いよと言うんだけど何故か我が家のネギが良いらしい。自分の今年のネギは決して品質は良くないんだけどそれでも我が家のネギが柔らかくて美味しいからと言って自分に注文してきます。自分的には面倒くさいんでもう勘弁してと思っているけど注文が来れば出さざるを得ない。一人の婆さんから、今日、リポビタン10本と小銭入れ?かなんか頂いた。ここまでされるとネギを提供せざるを得ないね。

午後は予てよりの予定で来年度用の肥料と農薬をJAから購入で引き取ってきました。この時期に肥料等を購入し、「早取り、自己取り」すると低価の5%引きになるので今日だけで40万円程の購入だったので2万円はコスト削減になりました。農業ではなかなか収益を上げられないのでこういう小まめなコスト削減は大事です。JAの倉庫には肥料が沢山。価格は昨年の50%~60%アップなんですが米価は上がりそうもないですね。

今回の肥料購入は昨年の肥料が思っていた以上に余っているのと、コスト削減を考えて大分少なくしました。それでもこの段階で40万円程購入しました。

圃場に肥料を入れないと作物は育ちませんのでコスト削減も痛し痒しです。肥料の価格高騰に関してJAは何も説明してきませんね。農家は肥料が無いと栽培できませんから殿様商売なんでしょうかね?、民間の農業資材屋の利用も考えられるけど営業テクニックが凄いのですがキッチリ計算してみるとJAと大差はないのです。そのテクニックとは購入資材の支払いに行くと端数の切り捨てとか現金値引きをするんですね。すると凄く安くなった気がするし、領収書は値引き金額では無くて請求書の金額で発行されるのでコストは大きく計上できるんですよね。でも、これって領収書改ざんで違法ですし、値引き額もしっかり計算してみるとJAと大差がないんです。雰囲気的に凄く安くなった気がしますから農家からしてみれば安くなってラッキーと思うけれども自分みたいな疑心暗鬼な人間はしっかり値引き率を計算しますからこのカラクリで靡くことはありません。色んな資材屋を価格調査して比較検討してみたら、定番のメーカー品の肥料や薬剤はコメリが一番安いですし、安心です。しかし、コメリの肥料はメーカーが自分の知らない海外産が多いので利用するかは個人の判断になります。自分は基本JAを利用していますが市中の資材屋を利用するときはある意図を持って利用しています。具体的には書けませんが補助金がらみで使用しています。

という事で、今年の農業はほぼ店じまいで、もう来年に向けて気を切り替えて行かないとダメですね。

今日はこの時間帯では雨が降っています。明日も雨予報なので外仕事は出来ませんが野菜の種子の自家採種でもしますかね。

温泉でも行こうかな?回数券を20枚購入したんで1回あたり250円なので安いですね。

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