CBRで風になる~♪

趣味のバイクやPCの事を主体に書いて行きます♪
月に1度以上ブログの更新を目指しています!

21.5インチFHD液晶 LCD-MF224EDB のレビュー

2021年10月02日 | レトロパソコン
今までメインのデスクトップPCのサブディスプレイとして、またレトロPCのディスプレイとして活躍してきた、22インチ液晶(I-O DATA LCD-AD221XB)の前面スイッチが機能しなくなり使い物にならなくなりました。この症状はこのモデルの持病の様で、他にも同一の現象が合われた方がいるようです。

この液晶、解像度が 1680x1050dpi と画面比率が16:10でレトロPCの画面比率と同じだったので重宝していました。同じ製品をヤクオフで落札しようかと考えたのですが、10年以上前の製品で持病を抱えているのであれば今は正常の動作していても、いずれは同様の故障にあう可能性は高そうです。

21~24インチFHD液晶も安くなった(1万円代で購入可能)ので買い替えることにしたのですが…レトロPCの解像度 640x400dpi(水平走査周波数 24.8kHz)に正式対応する現行モデルの液晶は少なく、ほぼ I-O DATA 一択です。高解像度の液晶ではアナログ端子はなく、DisplayPortやHDMI端子しかないモデルも増えてきています。


色々と考えググった結果、壊れた液晶の代替品に選んだのは、IPS FHD 21.5インチ液晶の LCD-MF224EDB にしました。しかし、このモデルは型落ち製品のため、新品はベゼルが白色のモデル(Amazonで14,800円)しかありませんでした。黒色のモデルが欲しかったので状態の良い中古品を11,800円(税込み)で購入しました。今(2021年10月1日現在)は新品が復活しているようですが、16,747円(税込み)と少しお高めです。
  
 
Amazonのレビューを参考に中古品を購入したのですが、レビュー通り未使用の様な状態の良い商品が届きました。元箱に直接配送伝票が貼られ送られた来たので、箱はボロボロでしたが(汗)

実はこのモデルの後継機種(EX-LDH221DB)が出ているのですが、最初からドット抜けあったり、使っているとドット抜けが増えるというレビューが多数あったので、あえて型落ち品を選ぶことにしました。

 
外観は全く変わらないので、液晶が安価なパネルに変わった?のかも知れません。LCD-MF224EDBのレビューではドット抜けの話は全く出ていなかったので…


このシンプルなデザインは自分好みです。ただしメニュー操作をするボタン類がベゼルの右下にあるため手探りで操作を行わなくではならず使い辛く感じました。ベゼルレスモデルではないので、ボタン類は前に付いていて欲しかったところです。

またメニュー操作も煩雑で映像入力端子の切り替えも、「メニューボタン」→「入力切替ボタン」→「入力を切り変え先」を選び、確定するといった感じで非常に面倒です。


さらにHDMI端子だけが左側にあるという謎仕様です。スピーカーは要らないので下に配置して欲しかった。安価なHDMIケーブルは太いので端子に無理が掛かる上、前から見ると右側からケーブルが生えているのが丸見えで非常に見栄えが悪いです。私は細いHDMIケーブルと標準の太さのHDMIの間に中継アダプターをかませケーブルが見えないよう工夫しました。


台座は標準的な大きさで、前側にスマホなどが置ける溝があります。
このモデルは上下の調整機構がないので、VESA規格(100 x 100 mm)の汎用スタンドを買おうか検討中です。


PC-9821ap2の画面出力を試してみました。良い感じに表示されましたが、画面設定を自動調整にしておくと、PC-88版のYs2のオープニングの様な表示領域が可変するソフトの場合、次の画面に映るたびに自動調整が入り表示がズレます。手動で設定して置けばズレなくなるようです。

但し、VGA切替器などで接続機器を切り替える場合(私の環境の場合、PC-8801mkIIFRPC-9821Ap2PC-9821Cx)機器を切り替えるたびに自動調整が入り、やはり画面表示がズレてしまいます。いろいろ試しましたが、接続されている機器の入力周波数で設定を管理しているらしく如何しようもありませんでした。全機種  水平周波数24.8kHz に設定しているのですが、小数点以下の値で微妙に垂直、水平周波数に差異があるようです。

PC-9821シリーズなら 水平周波数31kHz に対応しているので、それで良くね?と思われた方は鋭い…ですが、そのモードではなぜか 640x480dpi(31kHz)ではなく 700x400dpi(32kHz)と訳の分からない解像度で認識され自動調整が入るので表示領域を上手く調整できませんでした。よく遊んでいるレトロPCは PC-9821Ap2なので、その機種の表示設定(水平周波数24.8kHz)で固定し、機器を切り替えた時は都度手動で設定することにしました。地味に面倒です。

とはいえ、壊れたディスプレイはTN液晶、今回購入した製品はIPS液晶なので画面の綺麗さは一目瞭然です。またサイズが少し小さくなったので、画面の粗さが緩和され見やすくなりました。

あとはメインディスプレイとして、27インチ 4K 144Hz対応のゲーミングモニターが欲しいのですが…種類があまり選べず 10万円以上とお高いので暫くはお和付けですね。

コメント    この記事についてブログを書く
« Oculus Quest 2 コントローラ... | トップ | Windows10 から Windows11 へ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レトロパソコン」カテゴリの最新記事