時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

川と橋の街

2022-05-16 | essay
この橋を何度渡っただろう。

父と父のオクサンの住むマンションと、大阪へ行くたび定宿にしているビジネスホテルを繋ぐ橋。

美味しい海の幸を食べに行きたいという父の希望に、いろいろ旅先を考えたものの、
コロナの終息なき今、父の体の負担なく海の町へ旅をするのは良策とは言えず…。

灯台下暗し、食道楽大阪の街の中で海の幸を楽しもうということに落ち着き姉とふたりで来阪。

果たして、父も満足の美味しい海の幸を堪能。
探せばなんぼでも美味しいもんは見つかるなぁ。。。

こうしてまた顔を合わせて美味しいものを食べられる、というだけでつくづくありがたいこと。
秋に会った時の父は入院中のベッドの上。(手術のための転院手続き)
か細い声で「早く帰って旨いもん食べたい」と話す姿に
そんな時間をまた持てるのだろうか…と不安がよぎったことを覚えている。

何度も危機を乗り切る強運の持ち主の父。
川沿いを電動車椅子で散歩すればスピードあげて先へ先へ。
小走りでついていくわたしたち。
元気で何よりである

米寿はどんなお祝いをしてあげようか〜〜


(ちょびっとセーヌ川ぽい?)




最新の画像もっと見る