海底隆起の海岸に迂回道路 国道249号が一部開通 (youtube.com)
能登半島地震による土砂崩れなどの影響で通行止めが続いていた国道249号。5月2日石川県輪島市の一部区間で通行ができるようになりました。 石川県の能登半島の沿岸部を通る国道249号は地震の影響でトンネルの崩落や土砂崩れが発生し、輪島市と珠洲市で現在も通行止めとなっています。 このうち輪島市千枚田付近の一部区間がきょうから緊急車両と地元住民に限り通行が可能となりました。 土砂崩れの危険性が高く元の道路の復旧が難しいため、地震による海底隆起でできた海岸の上に盛り土をし、約400mの迂回路が整備されました。 能登復興事務所は今後、冬の高波に備え、土のうで防波堤を高くするほか、2車線化の工事も進める予定です。 未だ通行できない残りの4カ所についても現在、仮復旧の工法を検討しています。